裏story
□(シヘ)何すんのさ!
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「悪ぃなドンヘ、いつもヒョンの我儘で我慢させちゃって・・・なんかジュース買ってこようか?」
「大丈夫!俺も本当にのぼせちゃいそうだし・・・オレンジジュース買ってきて!」
「おう!じゃぁちょっと留守番頼んだぞ。・・・よいしょっ」
半分気絶状態のイトゥクの足と腹を掴み
自分の肩に背負ったカンインは部屋を出て行った。
「よし、じゃぁ俺は何をしよっかなー」
そう言ってドンヘはバスルームにある鏡の前に立った。
実はドンヘが皆と風呂に入れない理由は、首のキスマークにあったのだ。
「あーぁ・・・ウニョのばか。付けるなって何度もいったのにぃ・・・」
「へぇー・・・そういう理由があったんだぁ」
鏡越しに見た自分の後ろには
うっすらと笑みを浮かべるシウォンが立っていた。
振り返った頃にはドンヘの視界はシウォンのネクタイによって遮られていた。
「シ、シウォン!これとってよ、何すんのさ!」
「何すんのって・・・お仕置き?」
ドンヘの腕を洗面台の棚につかせた状態で
後ろから首を舐めた。
少し舐めただけなのにドンヘの高い声がバスルームに響いた。
「え・・・ひゃぁっ!?」
「これだけで感じちゃうんだ・・・淫乱だね」
わざと息を吹きかけるように耳元で囁く。
「ち、ちがっ!いんらんって言うなぁっ!」
目隠しをし、頬を朱色に染めフルフルと
震えているドンヘを鏡越しで見つめた。
「ほんとに・・・淫乱」
ドンヘにばれない様に小さく呟きクスっと笑った。