:天空の庵:

□龍神
1ページ/14ページ

{龍神}りゅうじん

昔々私達は一滴の水だった。森羅万象、地球上全ての生き物が一滴の水から発生した。
龍は体がいろいろな動物のパーツで出来ている...自然は龍

一滴の水から人、動物、植物、生命あるものたちが生まれた...水は龍

先祖から子孫に繋げる、遺伝子情報も龍体である...DNAは龍

伝達手段の光・音は全て波動で龍体...絵画、音楽は龍

龍に乗る飛龍観音...移動手段は龍

時空の架け橋、人間界と神界、霊界を繋ぐ、祈り...読経は龍

伝達・移動・継承・エネルギー・クンダリーニ・渦巻き・スプリングは龍体
      
先進国アメリカは300年の歴史の中で龍ドラゴンは悪魔、悪者扱いされてきた。
それはたぶん聖書の中でイブを誘惑した蛇からきていると思うが、日本では2000年の歴史の中で龍は神社、仏閣に必ずと云っていい程どこかに姿がある。
八百万の神々と共に自然信仰に溶け込み、又東洋アジア3〜4000年の歴史で人々は、龍神を自然神として畏怖と敬意と感謝で共存してきた。
そして龍、龍神は人間経験のない自然霊として、たしかに太古より存在していた。
又古代朝鮮半島において花郎(ファラン)制度があり、護国精神に基ずく青年集団があった。
彼らは単に美貌(肉体美)だけでも徳行(精神美)だけでもいけないという、つまり両者を兼ね備え華やかに着飾り、修業に励んだ。
そしてミル(龍)弥勒信仰として山野を駈巡り、断崖に洞窟に弥勒像(龍)を印刻し呪術した。
そのリーダーは弥勒仙花と称する美しい女性又は女装した青年だった。
ここで注目されるのが花郎は国家の秩序を維持する体制側の存在であったことだ。
その後の文献によると新羅国真智王の頃、花郎から七年後忽然と姿を消しミル(龍)弥勒は行方が分からなくなった。
仏の伝えによると何時の時代かに東の地、文明の起源の地に舞い戻るとある。
それは二十一世紀の日本の今なのかもしれない。
これが古代朝鮮半島のメシャニズムなのである。
面白いことに日本に「鹿島踊り」の伝承が茨城県の鹿島地方を中心に太平洋沿岸の村々で二十箇所前後保存されている。
又これは「弥勒踊り」とも云われ、弥勒が海の向こうからやって来る、弥勒のお舟がついた、ありがたや・・・と云う祭りである。
ちなみにここ伊豆の富戸の三島神社(御祭神は大事代主命)にも鹿島踊りの伝承がある。
目の前は大島で、伊豆八島(八丈島を含む)から弥勒=龍がやって来る・祭りである。
後で記述するが、「弥勒の霊ライン」のスタート地点でもある。元々朝鮮半島と日本との関わりは深く、
・天皇家のルーツは朝鮮半島から。 
・伽耶地方の伽耶ナルミが日本に渡り、卑弥呼になった伝説。 
・新羅での赤い玉を産んだ、阿加流比売(アカルヒメ)を追って日本に来た、天之日矛(アメノヒボコ)の話「古事記」などなど。   

*阿加流比売とは出自神話(赤玉誕生)によると太陽神の妻。又ナルとは、太陽、王のことで、神事のスサナルのナルもしかり*

日本と朝鮮半島とは遥か昔から切っても切れない因縁の繋がりがある。      
ただ現在は韓国としか国交がないので同属民族のルーツを持つ韓国と共に世界に関わり、アメリカ主動のこの混濁とした世に一石を投じ、今が政治、経済、教育において真剣に向かい合い、対処しなければならない時なのではないか、と思う。    
‘‘韓国の環境工学博士ノ・ジェス氏が「日本は龍、韓国は虎、」「龍、虎一体」と1999年、2000年の辰年を前に私に日本列島の龍を描かせたのが始まりだった。  
彼は「人類のルネッサンス」を提唱し、日本において政治、経済、宗教、哲学、ほか東洋の精神等も幅広く学び追求している。

次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ