詩とかいろんなもの
□氷原
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どうして君は オレに触れる？
そんなに無邪気な瞳で見つめて 優しく触れないで
君にオレは相応しくない 何度もそう言い聞かせ
密かに君を遠くから焦がれていた
こんなに汚れたオレじゃ君に触れることすら
目を合わせることすらできないと
哀しい裏切り者なんだ
こんなにも大切な君を 守ってやることすらもオレには叶わない
それなのに君は オレの手を取って オレの為に泣いてくれる
そばにいたいと そう言ってくれる
ああ なんて君は こんなにも温かく美しいのだろう
まるで君が春のようで
切なくて愛おしくて 涙が出る
ねぇ 君は本当に汚れない綺麗な女だね
こんな何の役にも立たないオレだけど オレに出来る精一杯の愛し方で 君を愛すよ
君がオレを 必要としてくれる限り いつまでも。
……許してくれるね？