□ブックタイトル
悔いなきように(逆行TOA)
□執筆開始日
2014年11月08日
□カテゴリー
小説
BL
□概要
TOAの逆行作品となります。ジェイルクを前提に進めていくつもりですが、逆行(記憶持ち)はルークともう1人(ネタバレのため明かしません)のみ。
ジェイドはすぐ出てくるわけでもないですが、あくまでジェイルク逆行ストーリーです。
六神将一部仲良しこよし目指します!
※中傷・批判は受け付けません。
□読者へのメッセージ
お読みになっていただき、ありがとうございます!
おまけ作品(もしも、逆行ジェイドのみにて、ジェイドがレプリカルークを作り出し、生まれたてルークをジェイドが育てたら?)↓↓
「じぇーど……」
「おや、今、私を呼んだのですか?」
まだルークが言葉を覚えている最中のこと。1人にするのも心配で(大変私らしくないのは承知の上ですが)、いつものように執務室にルークを連れていた。
いつもなら私に用があれば、ようやく歩けるようになった足で私のところまで着て服を引っ張るものの、今日は違うようだ。
「じぇーど、じぇーど!」
初めての言葉が私の名前とは愛らしいもので、子供は私が反応したことに喜びを覚えたのか、舌足らずな言葉で何度も私の名前らしき言葉をきゃっきゃっと笑いながら紡ぐ。
「全く貴方はつくづく私に感情を出させるのが上手いですね」
「じぇーど!じぇーど!」
ああ、本当に貴方だけには敵わない。きっと今の私は、貴方のためなら、世界をも滅ぼすのでしょうね。
願わくは、この子との時間が少しでも長くあるように。
END
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