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□寂しがり屋なblue sky
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別れの春…

出会いの春。


春にも色々ある。だけど俺は…


『何やってるんですか?祐希君…』


「ん…。なんでもない」



桜より、何より、団子派だ。



いつもと同じ道を歩いていたら、途中で春と会って一緒に学校に向かっている。


春は本当に頭ん中まで春だ。
間違いなく。


『そういえば、悠太君はどうしたんですか?』

春がキョロキョロと辺りを見回して、いつも一緒にいる悠太が居ないことに気付き尋ねてきた。

「風邪引いて家で寝てるよ。」



フワッ…−

春の風が俺らの髪を靡かせた。

今日…風強いな…。

桜の木から無惨に桜の花びらが風によって飛ばされていく。


『大丈夫なんですか?』


ぼーっと散ってる花びらをみていたら、いつの間にか春が目の前に立ち顔を除き込んでいた。


「大丈夫なんじゃない?ゆっくり家で休んで…『そうじゃなくて』



春が俺の言葉を区切り、また普通に歩き出した。
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