歴代助っ人マイナー球場

【と】 4件

【トーマス・パトリック・オマリー (とーますぱとりっくおまりー)】
Thomas Patrick O'Malley 右投左打/一三
背番号:阪神1→ヤクルト3
ニュージャージー州出身のアイルランド系アメリカ人。阪神タイガースの駐米スカウト。現役時代も阪神、ヤクルトで強打者として活躍した。陽気な性格で「阪神ファンはイチバンや!」の名言で知られるほか『六甲おろし』を歌った(多少音程が乱れた)音源は今でも度々放送される伝説の歌である。


【トニ・エンリケ・ブランコ (とにえんりけぶらんこ)】
Tony Enrique Blanco 右投右打/一塁手/背番号42
ドミニカ共和国サンフアン州サン・フアン・デ・ラ・マグアナ出身の内野手。タイロン・ウッズ退団後の2009年、中日ドラゴンズの新外国人選手として来日。4月3日の開幕戦で早速、初打席で横浜ベイスターズの三浦大輔からバックスクリーンへソロ本塁打を放つと、全試合4番をつとめ.275 本塁打39 打点110で本塁打王と打点王の二冠を獲得。しかし二年目からはケガもあり二軍落ちも経験するなど苦戦を強いられる。さらに三年目の2011年は悪名高い“加藤球”こと反発係数下限違反球が採用され、ブランコも最大の魅力だった本塁打が激減。結局翌2012年のオフに退団し、横浜DeNAベイスターズへ移籍。
ベイスターズの本拠地横浜スタジアムの狭さに加え、加藤球がなくなったことも追い風となり2013年は.333 本塁打41 打点136と大爆発。いずれも自己ベスト更新で首位打者と打点王の二冠に輝くが、翌2014年は再び故障に泣き、バルディリスやグリエルの獲得もあり一軍出場は85試合にとどまる。それでも.283 本塁打17 打点60と健闘したが、オフに解雇されオリックス・バファローズへの移籍が決定。復活をかけた2015年を初のパ・リーグで迎える。


【ドスター (どすたー)】
→デービッド・エリック・ドスター


【ドナルド・レモン (どなるどれもん)】
Donald Lamar Lemon 右投右打/投手/背番号33
米国ミシガン州デトロイト出身。2000年の一年だけヤクルトスワローズに所属。ドナルド・レモンという可愛らしい名前とは裏腹に193cmの巨漢で、4月の広島戦では1イニング4奪三振の珍記録も達成している。しかしシーズン成績は1イニングの奪三振数より少ない3勝に終わり、この年限りで解雇。名前だけがいつまでも記憶に残る選手になってしまった。



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