歴代助っ人マイナー球場

【た】 4件

【ターメル・スレッジ (たーめるすれっじ)】
Terrmel Sledge 左投左打/左一
背番号:日本ハム10→横浜3
米国ノースカロライナ州フェイエットビル出身。日系人かと思うほどアジアっぽい顔つきだが実際アジア系ハーフ(父はアフリカ系アメリカ人、母は韓国人)である。セギノール退団後の北海道日本ハムファイターズが獲得し2008年の新外国人選手として来日。二年間プレーしたが2009年オフの契約更改で交渉決裂、横浜ベイスターズへ移籍した。
当時のベイスターズは他球団に主力選手を次々と奪われるばかりで、常に“搾取される側”の暗黒球団だったが、珍しく他球団で活躍した主力クラスの外国人選手を獲得した異例の補強でフロントの本気が窺えるシーズンだった(結果はまた最下位だが)。移籍一年目の2010年は左翼手のレギュラーとして.252 本塁打28 打点78と、おおむね主砲の役割を果たした。翌2011年は右足の故障で8月に戦線を離脱しながら.260 本塁打20 打点56をマークするが、オフに戦力外となり退団。
2012年は日本ハムに復帰し前半戦は活躍したものの、やはり故障を再発し前年より早く離脱して結局この年限りで解雇。横浜時代の2010年の交流戦では日本ハムと横浜の応援歌が交互に歌われるなどファンに愛された選手であったが、来日四年目からはケガに泣かされたことが悔やまれる。


【タイロン・ウッズ (たいろんうっず)】
→ウィリアム・タイロン・ウッズ


【タコマ・レイニアーズ (たこまれいにあーず)】
Tacoma Rainiers
パシフィック・コーストリーグに所属する米マイナー3A級チームのひとつ。日本人選手が多く在籍したシアトル・マリナーズの傘下であるため日本でもそこそこ知名度がある。本拠地はワシントン州タコマのチェニー・スタジアム。タコマという地名が何とも間抜けで二軍落ちの選手に相応しい。


【ダニエル・ライアン・ジョンソン (だにえるらいあんじょんそん)】
Daniel Ryan Johnson 右投左打/一三外/背番号3
米国ミネソタ州アノーカ郡クーンラピッズ出身。長い暗黒時代に入った21世紀の横浜ベイスターズだが、その中で内川や村田や吉村がいて打線だけは全盛期と言えなくもない2009年の新外国人選手として来日。当初極端なオープンスタンスで「そんな構えで大丈夫か?」という印象だったが、村田は故障がちで内川が外野にコンバートされた影響もあり、ジョンソンは一塁を守ったり三塁を守ったりしながらチームを支える主砲としてまずまずの活躍をみせた。統一球導入前だったことも幸いして24本塁打をマークしたが、最終的に打率は.215まで落ち、打点も57と主砲にしては物足りない成績に終わり結局一年限りで解雇。シーズン途中で打撃フォームをいじったことが良かったのか悪かったのか今ひとつわからないが、統一球でも見てみたかった選手ではある(と思う)。
なお(なぜか)外野手登録ではあったが、実際には外野はほとんど守れずポジションは常に一塁か三塁で、実質内野手である。単なる登録の手違いか?



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