白い桜は華の如く……

□壱
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―――――。。。




土「おいっ!!!」


『っ!!……?』



目が覚めると、土方さんが私の目の前にいて、私の肩を揺すぶっていた。



『土方…さん?…私……』


土「……目が覚めたら、お前が唸っていたから……」


『……夢を見たんです』


土「夢?」


『……不思議でした。真っ白い桜の木の下で……』
ピンポーン!



『………』



夢の話しは、インターホンに掻き消された。



こんな朝早くから人が来るなんて、ありえない。


まず、そんなに親しい間柄の人がいない。





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