白い桜は華の如く……
□参
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『……土方さん、沖田さん…』
土「どうした?憂い顔をして」
沖「魅也ちゃん、悩み事でも出来た?」
『正直言うと、この状況が悩みです』
今、私が登校していた校門前にいる。
昨日土方さんたちが言い出したことによる結果だった。
『土方さん、沖田さん、本当に大丈夫ですか?』
土「あぁ」
沖「魅也ちゃんも、僕たちが若く見えるって言ってくれたでしょ?」
『それはそうですけど……』
土方さんと沖田さんは、しっかりと制服を着こなし、本当にこの時代の人のようだ。
……少し見惚れてしまった。
『っ!?(何思ってるんだ!?)』
ひとり焦る魅也であった。
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