R!o BOX

□デンジャラスボーイズ
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レディ、何処に居るんだ。
俺が探し回って何日経っただろう。
君だけを探して歩いている。
こうして居る間にも君との距離が遠ざかっていることなんて重々知っている。

だから、でも、俺は歩く。






























「だぁから、プラチナブロンドの巻き毛にロシアンブルーの瞳だってばぁ!!!!!!!!
 男!!!男色じゃねぇ!!!居場所を聴いてんだよ!!!」


レセルヴァさんと僕はフランスの外れまでやってきた。
レセルヴァさんは近隣の怪しい店などに積極的だった。
無論僕はそんなこと全く慣れていないので今も店の外のベンチで待っている。




「チッ、この店もハズレだ」

「兄さん、フランスを出ちゃったのかな..」

「どうかな。大体メイドがドイツで行方不明なんだ。実家にでも探しに行ってんじゃねえの?」

「そんな..ドイツに..」

「ヘリでも出してやろうか?ひとっ飛びだぜ?それともおんぶにだっこかい、チェリーボーイ?」

「ば、馬鹿にしないでください!!」

「別にいいって言ってんだよ、ドイツまでなら。」


レセルヴァさんはどっこいしょと立ちあがった。
確かにドイツに行けば兄さんもレディも居るかもしれない。
だけどそのことの為に自分を危険に曝すなんて..










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