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□お前の幸せ【甘】*
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「兄さんの‥凄く美味しいよ」
「も‥もう‥やめろよ‥！これ以上したら‥取り返しがつかなくなる‥」
「もう‥取り返しは付かないよ。‥兄さん、俺はもう‥兄さんのことが好きだって‥」
「っ‥よ、しろっ‥やめっ‥！」
今まで気が付かなった。
良郎が俺にこんな想いを抱いてい居たなんて。
俺はいつの間にか‥コイツを傷つけていたのかもしれない。
「兄さんは優しいよね。俺がお願いしたことはなんでもしてくれるんだもん」
「ひっ‥！？ンッ‥あ‥ちょ・・そこ、まっ‥やだっ‥痛っ‥痛いっ‥！」
「すぐに気持ち良くなるよ、力抜いて‥ほら‥」
「ま、まって‥本当に‥する、なら‥ベットにしてくれ‥」
「っ‥！」
自分でも何故こんなことを言ってしまったのか分からない。
でもそれは多分、自分も恋愛感情じゃないとは言え、良郎のことが好きだということ。
そして自分が弟に辛い思いをさせていたと言う‥そのことを許して欲しかったから。
「ほら‥此処とか‥良くない‥？」
「ンッ‥ふぅっ‥わか、ン‥ねーよっ‥痛くて‥でもなんか‥ゾクゾクするっ‥」
「もっと奥‥かな‥？指、増やすよ？」
良郎の言っていることは、訳が分からなくて付いていけなかった。
俺の尻の穴に指を入れて、ただ掻き回しているだけの行為。
それは痛い以外の何物でもなく、俺は必死にそれに耐えることしかできなかった。
でもこんなことで許されるなら‥安いものだ。
「はぁっ‥あっ‥！アッ‥い、たっ‥ンンッ‥ふ、えっ‥あッ‥？ああっ‥アッ！？」
「‥見つけた。兄さんの良いとこ‥」
「アッ‥ひぁっ‥ひぃっ‥！や、ああっ‥！な、に‥コレ‥アッ‥！？」
今までに味わったことの無い快楽が俺に押し寄せ、先ほどまでの痛いだけだった行為が一気に快感に変わってしまった。
まるで女にでもなったかのように甲高い声で喘ぐことしか出来なくなって、快感から涙が頬を伝い落ちた。
指が奥を掠める度に気持ち良くて、先ほど出したばかりなのにも関わらず俺のモノは再び勃起し始めていた。
「はぁっ‥はっ‥な‥んだよ‥これ‥おか、しく‥なって‥くら、くら‥する‥」
「男同士はね、此処で繋がるんだよ」
「こ‥こ‥で‥？つな‥がる‥？」
「そう。兄さんの此処の穴に俺のモノを挿れて‥ひとつになるんだよ。」
思考回路が上手く回らず、俺は首を傾げて頷いた。
考えても分からないなら考えるのを止めればいい。
何もかも、良郎がなんとかしてくれるんだ。
「それって‥もっと‥気持ち良くなれる‥？」
「‥うん、凄く気持ちいいよ。」
「気持ちいいの‥もっと、したい‥。良郎‥さっきみたいに‥触って‥？」
「兄さん‥好きだよ‥」