捧げ物

□幸せなコト【甘】*
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泉「んんっ…ふぁぁっ…!あ、あ、あ、あ――っ…!」


浜田「うわっ…泉はやっ…」


泉「ぁ…あぁ…ぁ…」




挿入して間もなく、泉は白い液を吐き出し、弱々しく声をあげた。


早くイってしまったことに羞恥心が込み上げて来たらしく、俺の首に手を回して顔を隠した。




浜田「いーずみ。」


泉「………」


浜田「いーずみーー!」


泉「…なんだよ!」


浜田「そんなに良かった?」




しばらくの間。


泉の体が熱くなって汗をかきはじめてる。

あぁ、恥ずかしいんだな。って思った。


そんなことを思っていたら、泉がボソッと口を開いて言った。




泉「…気持ち良いに………決まってんだろ……ばかはまだ……。」


浜田「泉…かわいい!」


泉「う、うっせーよ!黙れっ!」




相変わらずの照れ隠しにも愛しさを感じて、俺は繋がったままのモノを再び動かし始めた。




泉「んぁぁ…はぁっ…あ――っ…」


浜田「気持ち良いでしょ?泉。」


泉「はぁっ…んっ…っあ…あ……」




ゆっくりゆっくりと動かして焦らす。


最近ヤってなかったせいで、泉のモノは勃ちっぱなし。



泉は自慰とかしないからなぁ…。

どんどん堪って体悪いだろうに。




泉「…んっ…ん……」


浜田「泉……腰…揺れてるよ…?」


泉「…んんっ……」




泉は快楽に貪欲だ。

一回快楽に引きずり込んでしまえば、もう抜け出せない。


自分が満足するまで。イクまで絶対にヤってしまうんだ。



でも…泉が自分から腰を振るなんて滅多にない。

これは足りないって言うサイン。




浜田「…足りない?」


泉「………別に…」


浜田「嘘でしょ。」


泉「……足りてる。」


浜田「じゃあ、なんで腰揺れてるの?」


泉「…………」




じぃっと目を見ると、泉はふいっと目を反らす。


もの足りない顔だ。


あれだけ焦らせば、もの足りないのも解るけど。



しばらく黙った後、泉はがしっと俺の腰に足を絡め一言呟いた。




泉「…ぁ、の…さ……は…げ、、しく……」


浜田「…へっ…?」


泉「…はげ…しく……シろよ。。。////」


浜田「……マジで?」




きゅうっと目をつぶって頷く泉は、羞恥心と戦っていたんだと思う。


そこで俺の理性は切れ、ズチャズチャと卑猥な音を響かせて泉を貫き、激しい抜き差しを繰り返してやった。



泉の額には汗が浮かび、顔は快感で歪んでいた。




泉「アァ…アァッ…ンアァッ!!」


浜田「…はっ…気持ち良いよ…泉…」


泉「アッ…!もっ…浜田ァッ!!アァン!」


浜田「うん…一緒に…イこ…!」




泉の甲高い声を合図に、俺達は欲を吐き出した。


ゴムをしていなかった結合部からは俺の精液が溢れ、処理が大変な中出しをしてしまったことに罪悪感を感じた。




浜田「…ごめん…中に出しちゃった……」


泉「……別に…ぃぃ…」




余韻に浸ってる泉は目がトロンとしていて、精液まみれになった体を晒している。


あぁ…超エロいんですけど。




浜田「泉…大丈夫?」


泉「…は…まだ……」


浜田「ん?」


泉「……もっ…かぃ…」


浜田「えっ!?」


泉「……悪ぃかよ…」




きっと泉の顔は真っ赤。


だってこっち見ようとしないんだもん。



泉から誘ってくれるなんて、俺としても願ったり叶ったりだ。




浜田「ふふふ〜じゃあ、もっかいシよっか〜♪」


泉「キモい。近寄るな。」


浜田「ちょ!それじゃあ出来ないじゃん!!」


泉「……嘘だっつの。」




素直じゃない泉も好きだけど、素直な泉はもっと好きなんだ。


だって…俺を求めてくれるんだもん。



それって…凄く幸せで、嬉しい事だよね?




fin.




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