捧げ物
□触れない日々【甘】*
2ページ/3ページ
ズルッとスボンを下ろしてパンツの中に手を入れると、阿部くんのモノがビクンッて反応した。
一気にパンツを下ろして、阿部くんのモノを口に含む。
何回かこういう事はしたことあるから…なんとなくだけど解る。
三橋「ふ‥ぅ‥‥はむ‥」
阿部「み…みはしっ…止め……」
なんで?なんで止めろなんて言うの?
三橋「んっ…んぅ…!」
入り切らないけど、頑張って根本までくわえようとする俺。
それを阿部くんは引き離そうと、髪を少し引っ張った。
阿部「みは…しっ‥みはっ…!」
三橋「んぁっ‥!」
先っぽをちゅっと刺激すると、阿部くんに堪っていたものがドロリと溢れてきた。
口に広がるドロドロした苦い液体。
俺はそれをゴクリと飲み干した。
阿部「おまっ…飲んで…!?」
三橋「あ、べく‥ん、俺…嫌わ、れた‥くない…でも…!」
阿部くんが好きなんだ。
三橋「好、き‥」
阿部「‥馬鹿。俺が嫌うわけないだろ?」
俺も好きだよ。なんて。
その言葉にドキドキして安心して。
俺は抱きしめてくれた阿部くんの背中に、腕をまわした。
三橋「んぁっ!あぁっ…あっ…あっ‥!!」
阿部「三橋‥感じすぎ‥」
三橋「だ、って…気、持ち‥良っ‥‥」
阿部「ほら、挿れるぞ?」
三橋「ふぁっ…アァ−−ッ…!!」
火傷しそうなくらい体が熱くなって、気持ち良すぎて溶けてしまいそう。
幸せすぎて、俺は阿部くんを強く強く抱きしめていた。
そして俺はイった後、そのまま意識を失ってしまった…。
−翌日…
三橋「あ‥べ、くん!」
昨日はどうなったんだっけ?
気持ち良すぎて意識飛ばしちゃって…目が覚めたときには、阿部くんはもう帰っていた。
だって俺が起きたときは、もう夜中の12時を回っていたのだから。
阿部「はよ‥三橋。体…大丈夫か?」
三橋「う…うん!…あの、き、昨、日っ…!」
久しぶりにシたから体は痛かった。
けど俺は嘘をついた。
だってこれは、阿部くんのせいじゃないから。
阿部「昨日‥?」
三橋「き…、のう…あ、の後…」
阿部「あぁ…お前気失ったもんな。」
三橋「ご、ご、めん…なさい…」
阿部「バカ。怒ってねーよ。‥‥でも‥昨日はビックリした。」
ぽんぽんと頭を優しく撫でてくれて、阿部くんは嬉しそうに顔を歪めた。
それが嬉しくなって、俺はブルッと体を震わす。
阿部「今度からは、俺にちゃんと言えよ?俺だって…三橋の事好きで仕方ないんだから…」
三橋「うっ、ひっ!」
顔が緩んじゃって、もっと気を引き締めろと背中を叩かれる。
その瞬間、体中に走る激痛。
三橋「痛っ、ぁ…!」
阿部「‥お前…まさか……!?」
阿部くんの顔がみるみる青ざめていき、怒りの顔に変わっていくのがわかった。
その恐怖に顔が強張り、足がすくむ。
阿部「馬鹿!やっぱ体痛いんじゃねーか!!」
三橋「あわわっ‥ごめ、なさっ‥!ごめ…なさっ!」
阿部「練習休め!保健室行くぞ!!」
手を引いて、ゆっくりと気遣って歩いてくれる阿部くん。
そんな優しさが嬉しくて。
俺は阿部くんの少し赤くなった耳をを見つめながら、どうかこの時間がゆっくりと流れていきますように‥‥なんてことを思っていた。
fin.
→あとがき