捧げ物

□触れない日々【甘】*
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ズルッとスボンを下ろしてパンツの中に手を入れると、阿部くんのモノがビクンッて反応した。


一気にパンツを下ろして、阿部くんのモノを口に含む。

何回かこういう事はしたことあるから…なんとなくだけど解る。




三橋「ふ‥ぅ‥‥はむ‥」


阿部「み…みはしっ…止め……」




なんで?なんで止めろなんて言うの?




三橋「んっ…んぅ…!」




入り切らないけど、頑張って根本までくわえようとする俺。


それを阿部くんは引き離そうと、髪を少し引っ張った。




阿部「みは…しっ‥みはっ…!」


三橋「んぁっ‥!」




先っぽをちゅっと刺激すると、阿部くんに堪っていたものがドロリと溢れてきた。


口に広がるドロドロした苦い液体。

俺はそれをゴクリと飲み干した。




阿部「おまっ…飲んで…!?」


三橋「あ、べく‥ん、俺…嫌わ、れた‥くない…でも…!」




阿部くんが好きなんだ。




三橋「好、き‥」


阿部「‥馬鹿。俺が嫌うわけないだろ?」




俺も好きだよ。なんて。
その言葉にドキドキして安心して。


俺は抱きしめてくれた阿部くんの背中に、腕をまわした。




三橋「んぁっ!あぁっ…あっ…あっ‥!!」


阿部「三橋‥感じすぎ‥」


三橋「だ、って…気、持ち‥良っ‥‥」


阿部「ほら、挿れるぞ?」


三橋「ふぁっ…アァ−−ッ…!!」




火傷しそうなくらい体が熱くなって、気持ち良すぎて溶けてしまいそう。


幸せすぎて、俺は阿部くんを強く強く抱きしめていた。



そして俺はイった後、そのまま意識を失ってしまった…。




−翌日…




三橋「あ‥べ、くん!」




昨日はどうなったんだっけ?


気持ち良すぎて意識飛ばしちゃって…目が覚めたときには、阿部くんはもう帰っていた。

だって俺が起きたときは、もう夜中の12時を回っていたのだから。




阿部「はよ‥三橋。体…大丈夫か?」


三橋「う…うん!…あの、き、昨、日っ…!」




久しぶりにシたから体は痛かった。

けど俺は嘘をついた。


だってこれは、阿部くんのせいじゃないから。




阿部「昨日‥?」


三橋「き…、のう…あ、の後…」


阿部「あぁ…お前気失ったもんな。」


三橋「ご、ご、めん…なさい…」


阿部「バカ。怒ってねーよ。‥‥でも‥昨日はビックリした。」




ぽんぽんと頭を優しく撫でてくれて、阿部くんは嬉しそうに顔を歪めた。


それが嬉しくなって、俺はブルッと体を震わす。




阿部「今度からは、俺にちゃんと言えよ?俺だって…三橋の事好きで仕方ないんだから…」


三橋「うっ、ひっ!」




顔が緩んじゃって、もっと気を引き締めろと背中を叩かれる。


その瞬間、体中に走る激痛。




三橋「痛っ、ぁ…!」


阿部「‥お前…まさか……!?」




阿部くんの顔がみるみる青ざめていき、怒りの顔に変わっていくのがわかった。


その恐怖に顔が強張り、足がすくむ。




阿部「馬鹿!やっぱ体痛いんじゃねーか!!」


三橋「あわわっ‥ごめ、なさっ‥!ごめ…なさっ!」


阿部「練習休め!保健室行くぞ!!」




手を引いて、ゆっくりと気遣って歩いてくれる阿部くん。


そんな優しさが嬉しくて。



俺は阿部くんの少し赤くなった耳をを見つめながら、どうかこの時間がゆっくりと流れていきますように‥‥なんてことを思っていた。




fin.




→あとがき
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