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□拍手お礼小説
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【君との記念日】




ツナ「むく…ろ…」


骸「おや?もうダウンですか?」


ツナ「クラクラする…」




僕はボンゴレに酒を飲ませた。

まぁ僕も、一応未成年ですから飲んじゃいけないんですけど。


酒を飲ませた理由は今日が特別な日だから…




ツナ「付き合い始めて一周年のパーティーなんて…うぇ…っ…」


骸「良いでしょ?嬉しいんですから…」




ボンゴレは僕と同じベッドの上に座って気持ち悪そうにしている。


流石に可哀相になってきました…




骸「大丈夫ですか?」


ツナ「う…うん…」




顔を真っ赤にして酔っているボンゴレを見て理性が飛びそうになる。

可愛くて可愛くて…涙目になっているその顔がいやらしい。



僕はそっとボンゴレの口を奪った。




ツナ「んっ…んんっ…」




微かに嫌がって漏れる声が僕の理性をガラガラと崩す。


僕はボンゴレの着ている服に手を入れた。




ツナ「やっ…今日はダメ…」


骸「どうしてですか?」


ツナ「下に…母さんいるから…聞こえちゃう…」




しぶしぶ僕はその手を止めた。

ボンゴレは、あれ?とした表情で僕を見る。…止めろと言ったのはあなたですよ?




ツナ「や…やらないの?」


骸「止めろと言ったのはアナタじゃないですか。」


ツナ「いや…珍しいなぁって…」




ボンゴレはそわそわと僕を見ている。僕が気を悪くしたとか思っているんですかね?




骸「どうかしましたか?」


ツナ「…お…怒ってる?」


骸「………少し…」




君が言うんだから少しは我慢するけど…やっぱり傷つく。

僕がふて腐れているとボンゴレの方から口を開いた。




ツナ「今日は…ダメだけど…キスなら良いよ…」


骸「……!!」




照れ臭そうに僕の足の間にちょこんと座ると自分から僕へとキスをした。

次は僕からボンゴレへ。


肩を使って息をする様子は苦しいみたいだったけど、僕は嬉しくて嬉しくてボンゴレに何度も口づけした。




ツナ「はぁ…はぁっ…むくろ…激し…ぃっ…////」


骸「あ…すいません。嬉しくてつい…」


ツナ「んっ…んんっ…」




長い長い口づけをして僕はボンゴレを抱きしめた。ボンゴレは僕に身を委ねて静かにしている。




骸「…?綱吉?」


ツナ「すぅ…すぅ…」




寝てる。穏やかな寝息を立てて…酔いが回ったんですかね?




骸「無防備な顔…」




僕以外の人の前でそんな顔しないで下さいよ?きっと可愛すぎて襲われちゃいますから…。




ツナ「……むく…ろ…好き…ムニャムニャ…」


骸「…////!」




君はどんな夢を見ているんですか?君の夢に僕が出てくる夢なんですか?


願わくば、僕の夢の中でも会えたら良いですね。



今日は君と付き合って一週年の記念日。これからも、もっともっと君を愛してあげますよ。




fin.
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