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□誰にも言えない秘密事【甘】*
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「っ‥研磨っ‥」
研磨が寝静まった後、俺はこうして研磨の顔を見ながら自慰行為をしている。
息を殺して、研磨を起こさないように。
下手なAVや雑誌よりも、研磨の方が可愛いし、抜けると思ってしまう。
もし、ここで研磨が起きたら‥と考えたこともある。
でも、それはそれで研磨がどんな反応をするのかが気になる。
研磨が今此処で起きて、今の俺の姿を見たら‥どう思うのだろう?
軽蔑されたり、もしくは気持ち悪がられたり‥俺も好きって言いながらフェラしてくれるのが一番の理想だけど‥まぁ、そんな上手い話はある訳が無い。
仕方なく俺は妄想にふけりながら、今日もマスを掻くのだ。
「はぁっ‥ッ‥」
「‥‥ん‥‥ぅ‥‥っ‥」
小さな口から聞こえる寝言。
すぅすぅと寝ている研磨は、全く起きる気配が無かった。
なら‥少しだけ。
イタズラしても、バレなきゃいい。
俺は寝ている研磨に、そっと触れるだけのキスをした。
「‥っ‥‥」
「‥ん、‥‥んむっ‥‥ん‥‥ぅ、」
触れるだけのキスだけでは、研磨は身体を捩っただけで起きはしなかった。
自身からはカウパーがトロトロと溢れて来ていて、危うく毛布にその液が着きそうになる。
「っ‥は、っ‥まじ、やべっ‥」
ラストスパートをかけるようにして手を動かし、研磨の顔に自分のモノを近付ける。
‥本当、このまま舐めてくれれば良いのに。
きっと研磨はフェラなんて出来なくて、涙目になりながら俺を見るんだろうな。
「ん‥‥くろ、ぉ‥‥」
「ッ‥うっ‥!」
不意打ちで呼ばれた自分の名前に、思わず欲を吐き出してしまった。
ティッシュに包もうと思っていたのにそれは間に合わず、俺は研磨に顔射してしまう。
ビュクビュクと音を立てて俺の中から出て行く精液は、研磨の顔をいやらしく汚して。
その研磨の姿に‥俺はまた勃起しそうになった。
「‥‥やべぇ‥よな‥‥コレ‥‥」
我に返った俺は、すぐさま水で濡らしたタオルを持って来て研磨の顔を拭いた。
精液は拭き取れたが、匂いまでは完全に消し取れなかった。
朝起きて、研磨が気付かなければ良いけど‥‥
そんな事を思いながら俺は研磨の約束を無視し、研磨の隣で眠りについた。