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□誘惑【甘】*
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正面で俺の指の動きに合わせて喘ぐ泉。
俺のしている行為で感じてるのって、なんか凄い優越感を感じる。
さっき達したはずなのにまた限界に近づいている泉は、前も弄っていないのに先っぽからトロトロした蜜を溢れさせていた。
顔を近付けてペロッと舐めてやれば、泉の目が大きく開かれる。
「やっ‥舐め、んなぁ‥」
「ヤダ、舐めたい」
「ぁ‥ぁっ‥!やぁっ‥やっ‥、やめっ‥ぁあ‥あっ‥イっ‥ッ‥ああぁぁっ‥!」
泉は達してからまだ三分も経たないと言うのに再び俺の口の中で達してしまった。
イク寸前に顔を引き離そうと、左手で俺の髪の毛を掴んだ形跡があるけど‥それは全くといって良いほど意味を成していない。
右手は自分の顔にあてて、泣きっ面を隠している。
それが俺の虐殺心を刺激するって言うの‥わかんないかな?
「イっちゃったね‥そんなに気持ち良かった?」
「ぁ‥あ‥ご、め‥なさ‥」
「いーよ‥その代わり、俺のも舐めてくれる?」
泉は再びトロンとした誘うような表情で俺を見る。
これはこれで下半身にガンガン響くんだけど‥まだお預け。
こんな淫乱な泉、一生に一回あるかないかだもんね?
「は‥‥んっ‥んぅ‥」
「んっ‥上手だね‥」
「ほんと‥?きもちいい?」
うん、気持ち良い。
そういうと泉はにこりと笑った。
舌を器用に使えるのは、全部全部俺が好きなように調教したからだ。
頭を引き寄せて奥まで入れると、泉は苦しそうに噎せながらも、手使って必死に奉仕してくる。
達してしまいそうな瞬間に泉から自身を素早く引き抜いて、我慢汁でベタベタになった顔を綺麗にしてやろうとした‥けど、その行動を泉の言葉が遮る。
「もう‥このままでいーから‥‥はや、く‥挿れて‥」
「‥そんなに欲しいの?」
「ん‥‥はやく‥欲しい‥、浜田で‥いっぱいにして‥?」
泉の言葉にゾクゾクと全身に電流が流れて、それが下半身に流れていくような気がした。
理性は保つようにと必死に努め、泉の腰を引き寄せると対面座位の状態で俺は挿入を始めた。
「あ、あ、ンッ‥あっ‥!」
「ほら‥泉が欲しがってたものだよ?」
「あ‥うぁっ‥ぁ‥はぁっ‥!」
泉の顔は天を仰ぎ、俺はその白くて綺麗な喉に噛み付いた。
涙はボロボロと泉の頬を伝っていく。
‥あぁ、凄く綺麗だ。
「いずっ‥み‥!」
「ひゃぁ‥ぁっ‥あっ‥イっ‥いくっ‥イクッ‥はまだぁっ‥!」
「んっ‥イけよっ‥」
その言葉を合図に、泉は腹の間に温かいものを吐き出した。
ぜいぜいと息を切らす泉の背中を抱き、俺は泉の顔を自分の方に引き寄せる。