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□誘惑【甘】*
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「なぁ、えっちしよ。」
「‥‥は‥?」
いきなり泉の口から出て来た言葉に、俺は耳を疑った。
床に座っている俺に近寄り、眼鏡をかけ読んでいた本を取り上げられる。
まぁ、本と言っても雑誌だけど。
ニッコリと笑って俺に馬乗りになる泉は、その綺麗な両手で俺の頬を包み込んだ。
「どうした‥泉‥?」
「んー‥ちゅーしよ?」
逃げる間もなく上からふさがれた唇。
泉は膝立ちの姿勢のまま、俺に体重をかけて口を塞いでいった。
酸素を求めた身体が不意に唇を開くと、そのまま泉の舌が絡ませられる。
俺達は夢中でキスを交わした。
「っ‥ん‥はぁっ‥」
「いずみ‥」
「あっ‥やんっ‥!」
細い腰に手を這わせると、泉はいつもより敏感な反応を見せた。
つぅっ‥と背中を指でなぞると、ぞくりとした何かが泉の身体を走り抜けていく。
カクカクと足がふらついた泉は、ペタンと俺の股間の上に跨がる形になり‥そこで俺は気付いた。
泉の尻から俺の足へ振動が来ていることを。
「はぁっ‥はっ‥あぁぁ‥ぁ‥ぁ‥」
「泉‥もしかして‥?」
「はま‥ぁ‥はま、だ‥」
首に腕を回して腰を高く上げる泉に感じて、自身が興奮していくのを覚えた。
手が勝手に動いていくことに身を任せると、俺は泉のズボンとパンツを取っ払い、秘部へと触れる。
「‥‥やっぱり‥」
「ぁぁ‥はぁっ‥あぁ‥」
「どうしたの?こんな独りよがりな玩具で遊んで‥」
「ひゃあぁっ‥ぁぁあっ‥らめぇ‥ひゃめっ‥!!」
グリグリとその玩具で泉の内壁を擦ってやれば、今までそれを入れていたからなのか、泉は呆気なく達してしまった。
感じている泉の泣き顔に、どうしようも無く煽られる。
達した後の泉はしばらくぽーっとしたような表情を浮かべていたけど、その目にはすぐに俺が映った。
「はまだ‥もっと‥足りなっ‥」
「すっげぇエロい‥本当どうしちゃったの?」
「あっ‥あんっ‥!あ、あ、あっ‥はあぁんっ‥!」
尻の穴から玩具を乱暴に抜き取って、もう十分に柔らかくなっているそこに指を挿入した。
いつもこの行為をすると必ずといって良いほど言う痛いと言う言葉も無く、泉は俺の指をどんどん飲み込む。
「はぁんっ‥あぅっ‥!もっ‥いいからぁっ‥はまだの‥ほしっ‥あっ、ああぁっ‥!」
「まだダメだよ。もっと良く慣らさなきゃ‥」
「やぁっ‥もぉっ‥はやくっ‥!」
「‥っ‥いずみっ‥」