□愛故に酷い人【鬼畜】*
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他の男の事を平然と話す。


その男が好きだってことは丸見え。



なのに平気で俺に抱かれる精神。



異常過ぎて気持ち悪いよ。




「水谷、今日もするんだろ?」


「‥何言ってんの。泉がシたいだけでしょ。」


「お前だってヤりたいんだろ?‥良いから抱けよ」




挑発的な目付き。

その行動に脳がクラクラする。


高校生でヤりたい盛りの俺達は、誘惑に弱い身体で作られている。


抑え切れない、無理だって。



だって俺は‥そんな泉のことを好きになってしまったのだから。




「ほら‥触れよ」


「本当さ‥色気も何も無いよね。恥ずかしがるとか、そう言うの無いの?」


「何度もシてんだろ。今更そんなんねーよ。」




俺なんかより全然男らしい性格。

油断や隙を見せれば、俺のほうが喰われてしまいそうだ。



だけど泉は俺のモノを欲しがる。


その理由は‥分かってる。




「っ、ふぁ、ンッ‥水谷っ‥」


「‥ねぇ、泉。どうして欲しいの?」


「あっ、んぁっ‥お、ねが‥い‥舐、めて‥っ‥」




指で身体を刺激するのを止め、俺は首筋に舌を這わせる。


そのまま舌を降下させて乳首に噛み付くと、ビクッと反応して泉が痛いと口にする。



それでも止めてやることはない。


真っ赤に腫れ上がるまで舐めてから口を離すと、つぅっと卑猥な糸が泉の身体と俺を繋ぐ。
それだけで顔を真っ赤にして感じちゃって。


良い感じに開発されたものだ。




「まだ触ってもないのに‥パンパンだね」


「あ、ふぁ‥っ‥さ、わってぇ‥もっ‥だし、たい‥」


「俺がそんな頼み聞くと思う?」




履いていたズボンとパンツを引き下ろすと、ガチガチになった泉のモノが震えていた。


それでも触ってやることはしないで足を掴んで折り曲げ、美味しそうな太股に噛み付く。


柔らかな肌に点々と残っている薄くなってしまったキスマークを、再び俺のものだと見せ付けるように残す。



‥このまま浜田さんに抱かれに行って、幻滅して嫌われちゃえば良いのに。


そうすれば‥泉は俺のものになるのに。




「ちょ‥っ‥水谷っ‥!」


「ちゃんと見えないとこに付けてるよ‥文句ないだろ?」


「だからって‥付けすぎなんだよっ‥着替えのときとか見えるんだぞ!」


「あぁ‥体育のときは浜田さんも居るもんね。」



俺の口から出て来た人物の名前に反応するとこ。


やっぱり好きなのは丸分かり。



ああ、なんで俺じゃダメなんだろう。


ムカつく、ムカつく。




「っ‥関係、ねぇよっ‥あ、ぅ‥あぁっ‥!」


「嘘ばっかり‥好きなくせに。俺を代わりにしているのに‥良く言うよ」


「はぁっ‥ぅ‥あ、あっ‥」




もう何度も身体を重ねて開発された必部に触れ、濡れた指をそのまま挿入する。


息が一瞬詰まったように泉の身体が跳ねるが、俺はそれを見ないフリをした。



いつまで経っても最初に挿入したときは辛そうな顔をする。


しばらく掻き回してやれば、口から漏れ出すのは甘い声。
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