捧げ物
□ジュースの中身【甘】*
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どうしてこんなことになったんだ?
‥思い出せない。
あのジュースを飲んでから‥体がおかしい。
全身が熱くて、服が擦れる度に気持ち良い。
「っ‥はぁ‥んっ‥」
「ねぇ、泉。どうして欲しいの?」
「は‥ぁ‥はま、だ‥」
ベットに押し倒され、はぁはぁと息を切らしながら浜田を見つめる。
服は意図も簡単に脱がされ、俺の身体の力が抜けて動けないのを良いことに、あれよあれよと言う間に猫耳も付けられてしまった。
浜田はさっきから俺を見るばかりで‥触れようとしない。
早く触れて欲しいのに‥なんで触れないんだよ。
「は‥まだ‥ぁ‥」
「名前を読んでいるだけじゃ‥解らないよ?」
「お‥願っ‥は、まだ‥っ‥」
力の入らない腕を精一杯に伸ばして、俺は浜田の首に腕を回す。
それでも浜田は、俺に触れようとはしてくれなかった。
俺の行動を楽しむように‥なめ回すように見ている。
「泉‥言って?」
全身にある毛細血管がぶわっと開いていく感覚。
ドクンドクンと脈打って、自分のモノがそれに伴って反り立って行くのがわかった。
恥ずかしいって気持ちよりも‥早くイってしまいたい気持ちが勝ってくる。
「‥っ、さ‥さわってぇ‥‥はまだぁ‥‥もっ‥がまん、でき‥なっ‥」
「‥わかった」
ぐちゅっと耳に這わされた舌の感触に、俺は身震いした。
頬に舌が這わされたかと思うと、無理矢理唇を奪われる。