捧げ物

□ジュースの中身【甘】*
1ページ/5ページ

どうしてこんなことになったんだ?


‥思い出せない。



あのジュースを飲んでから‥体がおかしい。


全身が熱くて、服が擦れる度に気持ち良い。




「っ‥はぁ‥んっ‥」


「ねぇ、泉。どうして欲しいの?」


「は‥ぁ‥はま、だ‥」




ベットに押し倒され、はぁはぁと息を切らしながら浜田を見つめる。

服は意図も簡単に脱がされ、俺の身体の力が抜けて動けないのを良いことに、あれよあれよと言う間に猫耳も付けられてしまった。


浜田はさっきから俺を見るばかりで‥触れようとしない。



早く触れて欲しいのに‥なんで触れないんだよ。




「は‥まだ‥ぁ‥」


「名前を読んでいるだけじゃ‥解らないよ?」


「お‥願っ‥は、まだ‥っ‥」




力の入らない腕を精一杯に伸ばして、俺は浜田の首に腕を回す。


それでも浜田は、俺に触れようとはしてくれなかった。


俺の行動を楽しむように‥なめ回すように見ている。




「泉‥言って?」




全身にある毛細血管がぶわっと開いていく感覚。

ドクンドクンと脈打って、自分のモノがそれに伴って反り立って行くのがわかった。


恥ずかしいって気持ちよりも‥早くイってしまいたい気持ちが勝ってくる。




「‥っ、さ‥さわってぇ‥‥はまだぁ‥‥もっ‥がまん、でき‥なっ‥」


「‥わかった」




ぐちゅっと耳に這わされた舌の感触に、俺は身震いした。


頬に舌が這わされたかと思うと、無理矢理唇を奪われる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ