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□強引な恋人【鬼畜甘】*
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「おい‥土方。テメェ何ふざけた真似してんだ?」


「お前こそ誰にそんな口聞いてんだ。犯すぞコラ」


「‥馬鹿言わないで下せェ。端から犯す気満々じゃねぇか‥」




土方に組み敷かれてしまった。

少し隙を見せた俺が一本取られたのだ。


土方に見下されて、俺が土方を見上げる体勢になっている事にムカつく。

さっさとそのマヨネーズに塗れた汚ぇ手を退けやがれ。




「土方、さん‥冗談キツイでさぁ‥」


「うるせぇ。黙って犯られてろ」


「いやいやいや、おかしいだろィ?そんな黙って犯される奴なんて居ねぇし‥」


「うるせぇってんだよ!テメェに拒否権なんかねーんだよ!」




強引に胸元を掴まれて、荒々しいキスをされる。

‥俺が女だったら完全に嫌われてますぜィ?


自分の性欲次第で恋人を抱くなんて。


腹立たしいにも程があるってもんだ。




「土方っ‥おい‥ふざけんなっ‥あっ‥!」


「感じるとこは感じるんだろ?」


「っ‥やめろっ‥ぅ‥ンッ‥あぁっ‥!」




痛いくらいの愛撫を受けて俺は思わず声を上げてしまう。


力で抵抗出来ないのを良いことに、土方は俺の服を脱がして直に肌に触れた。


本当に‥犯されているみたいだ。




「あっ‥や、め‥て‥っ‥下せェ‥ひじ、かた‥さぁ‥」


「馬鹿言え。身体は正直なくせに今更止めてぇのか?」


「っ‥はぁっ‥ぁ‥うぁっ‥あぁっ‥ンッ‥!」




気持ち良いと言う感覚が俺を支配する。

正に土方の言う通りと言った所か。


無理矢理犯されてんのにも関わらず俺のモノは勃起して、こんなケダモノ野郎に欲情してやがる。


ムカつく、ムカつく。

土方のくせに俺を意のままにしやがって‥許さねぇ。




「っ‥はぁっ‥ひじ、かたさっ‥こ、こ‥じゃ‥辛いでさァ‥するなら‥ベッドで‥」


「手離したら逃げんだろ、お前。今日は最後まで此処でさせて貰うからな。」


「ッ‥いや、だって‥言ってんだろっ‥!あっ‥やだっ‥離せッ‥離しやがれッ‥あぁっ‥!」




俺の抵抗は虚しく、土方の一言によって打ち消された。


ヒリヒリと痛む背中は、畳の上で強く擦れて赤くなっている事だろう。



ガチガチになった土方のモノを宛がわれ、俺は無理だと涙を流した。


久しぶりのセックスだってのに、色気も何もねぇ状態で一方的に犯されて。


寂しくて悔しくて、俺は自分が土方に涙を見せる事に対しても腹が立った。




「っ‥クソ土方ッ‥後で覚えてやがれッ‥!うっ‥くっ‥」


「へぇ‥泣くと案外お前も可愛いじゃねーか。総悟‥」


「ッ‥!耳元で喋るんじゃねぇっ‥バカ野郎ッ‥!」


「‥挿れられるのが怖い総悟クンの為に、ちゃんと慣らしてやっから‥ほら、脚開けよ」
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