□試合の後に【鬼畜】*
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日向のクラッチタイムは、試合中に発動すると正直心強い。


でも、それには反動が付きまとう。


それは試合が終わった後‥、俺が被害を被ることになるのだ。




「ひゅ、がっ‥ちょ、待って‥」


「無理、もう十分待ったし」


「そうやって試合終わる度に俺に変な事すんの‥やめろよっ‥あ‥っ‥!」


「うっせーな‥お前だっていつも気持ち良さそうにしてんだろ」


「っ‥そんな顔してねぇっ!」




そう、試合が終わった後に日向は発情する。


それは決まって、物足りない試合の時だ。



最近はそれが多すぎて、正直俺は試合の疲れとセックスの疲れでヘロヘロになってしまう。



明日にも疲れが残るし‥もう、ほんとに嫌なのに‥。




「ん‥や、だっ‥日向‥」


「うるせぇ、良いから相手しろ」


「あ、っ‥ふぁっ‥んっ‥やぁっ‥」




まだ汗がひかなくて、湿ったままの髪の毛や身体。


それに追い打ちをかけるかのように日向の手が俺に迫ってくる。


まだ汗臭さが残っているだろうに‥こんな状態のまま抱かれるなんて、絶対に嫌だ。




「ちょ、っ‥ンッ‥ほんと、待って‥っ‥俺、疲れて‥からっ‥」


「いつもシてんだろ、良いからヤらせろ」


「まって、まって‥、ほんと、むり‥今日は‥」




疲れているのも勿論あるし、明日に疲れを残したくない。


それに‥汗臭いまま抱かれるのも嫌だ。



日向とするのは別に嫌じゃない。でも‥クラッチタイムに入った日向は怖いのだ。


いつも乱暴に俺を扱って、嫌になるくらいに俺をめちゃくちゃにする。




「‥ちっ、わかったよ」


「ほっ‥ほんと‥?しなくても、いいのか‥?」


「セックス出来ねぇんなら‥こっちの口でシて貰う」


「え、ちょ‥まっ‥ぁっ‥んぅっ‥んぐっ‥!」




無理矢理口を開かされ、そこに日向の勃起したモノを突っ込まれる。


シャワーを浴びてないこともあって、その強い匂いにクラッと来た。


嗚咽しそうな程に喉の奥まで突き上げられ、頭がぼーっとして来る。




「おい、集中しろ」


「ぅ、ぐっ‥んぁっ‥む、ぅっ‥んぅっ‥」


「舌も絡ませろよ、そんなんじゃ全然イケねーだろ」


「はぁっ‥ふ、ぁっ‥ん、んっ‥」




ちゅ、ちゅっと、日向の言うとおりに舌を絡ませ、歯を立てないようにしてフェラをした。

うん‥これはもしかしたら、イマラチオと言っても良いかもしれない。だって苦しいし。


顔を歪ませながら、その苦痛に耐える。

吐きそうなのと、顎が痛いのと‥それに喉も痛くなってきた。


早くイッてくれと願いながら、俺は懸命に日向に奉仕をする。




「はっ‥っ‥あー‥イキそうだわ‥」


「ん、ぁっ‥んぅっ‥ぐっ‥はぁっ‥む‥ぅっ‥」


「伊月‥」


「んっ‥ふぁっ‥!?」
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