おお振り
□平日の真夜中【甘】*
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浜田「裸エプロン…一度やってみたかったんだよね〜♪」
泉「‥‥変態‥」
クスクスと浜田は笑い、俺の乳首を再度刺激した。
こんどはエプロンの上から乳首を舐められて‥‥
あぁもう、直接舐めてほしいのに‥じれったい。
泉「ふはぁ‥ぁ‥」
浜田「脚…広げて。」
泉「‥‥‥ヤダ‥」
自分で脚を広げるなんて恥ずかしいこと出来るか。
浜田は諦めて、ぐいっと自分で俺の脚を広げると、そのまま顔を沈めた。
泉「‥アッ!やっ‥ダメ!汚ぃぃっ…!!」
急いで浜田の頭を離そうと髪を引っ張るがビクともしない。
喉を天井に向けて喘ぐことしかできなくて、エプロンは先走りで濡れていた。
浜田「エプロンに染みなんて作っちゃって‥えっちだね?」
泉「ふぅっ‥んっ‥‥」
言葉攻めにもいちいち体が反応しちゃって。
いつもとは違うプレイに、俺は興奮していた。
それはきっと‥浜田も同じ。
泉「やっ‥はまっ‥んうぅっ‥‥」
浜田「感じてるくせに…」
泉「あっ!やっ‥!はぅっ‥んっ…」
鋭い浜田の視線にゾクッとして、俺は静かに快感に身を委ねた。
目を閉じると涙が流れ、汗が滴る。
浜田「なんか‥やけに大人しいね。」
泉「‥っ‥ぅうんっ‥はぁっ‥あぁっ‥‥」
気持ち良い‥気持ち良いよ‥浜田……。
でも…あ、れ‥?なんか焦げ臭いがする??
いつもならこんな臭いは‥‥
泉「あぁーっ!!!」
浜田「えっ!?な‥なに?」
泉「ハンバーグのこと忘れてた!!」
さっきから火にかけっぱなしのハンバーグのことを忘れていた。
漂うハンバーグの焦げた臭い。
裸エプロンの状態ということも忘れ、俺はキッチンへと走った。
浜田「そんな格好で家の中にいられると‥かなりクるんだけどなぁ…」
独り言を言い、よっこいしょと立ち上がった浜田も泉の後を追った。
その時に聞こえた泉の叫び声。
泉「あぁ‥焦げちゃった‥」
急いで裏返した表面を見て、俺はしゅんとする。
せっかく美味しく作ろうと思ってたのに…。
浜田「大丈夫だよ。俺食べるから。」
泉「いいよ‥浜田が病気になっちゃうの‥やだもん。」
浜田「大丈夫だって。焦げたとこを取り除けば食べれるし‥‥泉が作った料理だもん。絶対食べる!」
ぎゅうっと抱きしめられて言われた言葉に、俺はドキドキした。
浜田に俺の作った料理を食べてほしいと言う俺の本心なんて、全てお見通しなんだ。
浜田「いただきまーす♪」
泉「‥‥どうぞ。」
しばらくしたあとに上がった、美味い!と言う声。
その言葉に俺の顔も緩んだ。
浜田「あ、そういやさー‥オレンジジュースは何に使うんだ?」
泉「あぁ‥あれは後でゼリーでも作ろうかと…お前‥‥好きだろ?」
ポツリと呟いた言葉。
浜田は「泉の作った料理ならなんでも好きだよ。」と一言。
全く、狙って言ってんのか。その言葉は。
浜田「あのさ、ハンバーグ食べ終わったら‥泉も食べさせてね?」
泉「ダメ、お預け。」
浜田「なんでだよー!もう俺、泉のそんな姿見てたらムラムラしすぎてヤバイって!!」
泉「‥‥せめて風呂入らせろ。」
汚い体を舐められるのはやっぱり良い気がしない。
風呂に入ってからの方が多少綺麗なのは間違えないし‥‥
浜田に汚い体を舐めさせて病気になったりするのは困るから‥‥
浜田「裸エプロン‥」
泉「あーもうわかった!風呂上がったらしてやるから!!」
浜田「やりっ♪」
今日の俺は気分が良いから特別。
普段こんなことは絶対しないから、気分が良いってことで…今日は少しだけ、素直になってみたい。
そう思った平日の真夜中の出来事。
fin.
→あとがき&素敵絵