□離れないで繋ぎとめて【甘】*
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「んっ‥はぁっ‥」




俺が今一人でしていることは自慰行為。


俺はこの時間、浜田の部屋に一人でいた。



現在バイトに行っている浜田は、まだ帰って来る気配がない。


帰るのは9時以降みたいだから‥まだ一時間くらいの有余がある。




「は、まだ‥ふっ‥くぅっ‥んっ‥」




自分のモノを擦り、浜田に抱かれている感覚を思い出しながら自慰した。


ベッドに顔を埋めると浜田の匂いがして、それにどうしようもなく欲情してしまう。



そう、俺が自慰行為をしているのはアイツのせいでもあるんだ。




「ん‥っ‥」




もっと浜田がしてくれてるみたいな刺激が欲しくて、俺は自分の指を尻穴に挿入した。


我慢汁を潤滑剤代わりにして、俺は自分で自分を犯していく。




「ふっ‥くぅっ‥」




もっと強い刺激が欲しい。


そう思った俺は、浜田のベッドの下からアダルトグッズを取り出した。



以前、浜田が俺に嫌というほど使って来たバイブ。


自分から欲することはないと思っていたのに‥‥




「あっ‥うぅ‥んっ‥」




自分の中にバイブを押し込むと、俺はゆっくりとリモコンを操作してスイッチを弱に設定した。




「アァッ!あぅっ‥アッ‥はぁっ‥ふぁっ!」




まだ初期段階の振動のくせに、俺はその刺激に酔いしれた。


ぶるぶると振動する度に内壁を摩られ‥背中にぞくぞくと電流が走っていくようだ。



腰を高く上げて、俺は浜田に犯されているような感覚に陥った。


それだけで俺のモノは、イきそうになるくらい張り詰める。




「もっ‥はぁっ‥もっとぉっ‥」




手が滑り、一段回上げようとした刺激が一気に上がってバイブが強になってしまった。


それにビックリして尻もちをつき、バイブはさらに奥へと入ってしまう。




「あっ!アァッ‥いっ、ぁっ‥アァァ‥!!」




体が痙攣したかと思うと、俺の欲はいつの間にか爆ぜていた。


俺がイったからと言って、埋め込まれた玩具は止まることなく動き続ける。



刺激から逃げようと尻に手を伸ばすが、感じすぎて手が震えて玩具が取れない。


リモコンは俺がイくときに動き回ったせいで、何処かへ落ちてしまったらしく‥電源を切ることも出来なかった。




「うっ‥はまだぁ‥はまだっ‥アァァッ‥!」




欲が高ぶってはそれが爆ぜる。


それの繰り返しで、俺は精液が出なくなるほどイってしまった。




「ふっ‥ぅ‥‥はま‥だ‥ぁ‥‥」




俺の意識はそこで途絶えた。
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