虹の彼方へ*゜

□あたしはあなたの…
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『え・・記憶喪失・・?』


「うん。

でも生活するのは全然大丈夫なんだって。

世間に知られないように配慮しながらテレビも出るみたい。・・」


服に着替えながらお母さんに冷静に話すあたし。

『記憶喪失って・・・

楓・・』


「なに?」



『・・・あんた・・大丈夫なの・・?』


「・・・・。


 行ってきます....」


バタンッ...




「・・・・ふぅ・っ・・」


ドアの前で目を閉じた。




「・・・・」




ゆっくり目を開け、あたしは歩き出した





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