短編集2

□school days
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ガラッ!






雅『ギリギリセーフ!!』



先生『いや、アウト』





クラスが爆笑した





雅『えぇぇぇ!?センセー今日早くね!?』


先生『いつもと同じだよ(笑)早く座れ』


雅『まぁじかよぉぉ』




うなだれながら自分の席に向かう


…みんなに「お母さんが起こしてくれなかった?」とか「一人で着替えられなかった?」とか言われながら…






雅『ちげーよ!たまたま信号に引っかかりまくったんだよ!』


和『ほんとは起きれなかったんだろ?』


雅『……うん』


潤『嘘付くなよ!』


雅『いや、ちげーの!なんかね!目覚ましがね!鳴らなくて!』


翔『セットし忘れたんじゃなくて?』


雅『………そうだよ』





またクラスが大爆笑





雅『えっ、てゆーかこれは!?』





俺はさっきからずっと机に突っ伏して寝ている大野君を指した



すると女子から「大野君はいいんだよ」「そっ。大野君ならOK!」と言われた





雅『何その待遇!』


翔『優遇な』




また笑われる





雅『翔ちゃんもいちいち突っ込まなくていーから!!』


翔『あはははは(笑)』






すると大野君がもそっと起きて、目を擦りながら俺を見上げた







智『……あ………相葉ちゃんおはよう』


雅『………うん、おはよう』






大野君はふにゃっと笑うと、また突っ伏した






雅『で、寝るのかよ!』


『『大野君はいいの!』』


雅『だから何それ!』


潤『相葉ちゃんうるせーよ』


先生『早く席つけ相葉!』






なんなんだよ、朝っぱらからあ!!!







〜school days〜
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