拍手文集
□二宮「秘密」投票ダントツ一位祝い←
1ページ/1ページ
和『....はあああぁぁぁ....』
『そんなおっきな溜め息ついてもダメですよ(笑)』
ペットボトル片手に座り込む俺に向かって振り付け師さんは気の毒そうな、楽しそうな、不敵な笑顔を俺に向ける
『投票なんでしょ?仕方ないじゃないですか(笑)』
和『見たいか!?俺の!?30よ!?
この時俺何歳よ!!』
俺が指差した先には数年前のドームで、くねくねした躍りを踊って客席からの黄色い歓声を恥ずかしげもなく受けている俺。
『ニノ可愛いじゃ〜ん』
和『.....確かに可愛い。この時の俺は可愛いよ。』
『....よく自分のこと可愛い言えるね』
和『でもさぁ!これこそ年齢制限あるでしょ!?無理なんだけど!!』
『大丈夫!今も可愛いって!』
和『やめてよ、惨めだろ!』
『はいはい、言い訳はこれくらいにして。やるよ。』
ファン投票で選ばれたソロ曲。
去年は去年で恥ずかしかったけど、今年はそんなの比じゃない!
俺なんでこんな恥ずかしいのやってたの、今まで!
和『....♪それはきっと幻じゃなーい....君の目が....』
鏡に映るぶりぶりの振りを踊る俺。
と。
その奥で体操座りしながら、にやにやとこちらを見ている....
和『あのさぁっ!お前いい加減帰れや!』
智『何でだよぉ、待っててやってんだろ?気にせず続けて続けて♪』
和『気になるから言ってんだよ!帰れ!』
智『こんな俺一人の前でやって恥ずかしいなら7万人の前じゃできねぇぞ♪』
和『くっ』
正論言いやがって
自分の振りとっくのとうに終わってんのにわざわざ俺の練習見に来やがって
和『♪それはきっと....』
智『ニノは相変わらず可愛いなあ〜♪』
和『♪君の目が眩んでるだけ〜....』
智『やっぱりカズちゃんは、可愛い!』
和『♪手をかざしてパワー分けてあげ....//』
智『そこ!そのふり大好き!』
和『もうっ!黙れっつってんだよっ!///』
思わず振り返り叫ぶ
智『照れ隠し?(笑)』
和『照れてないっ』
智『ニノ耳真っ赤(笑)』
和『っ....!!///』
反射的に耳を手で覆って鏡の方を向き直すが、そこにはもう両手でも隠せないくらい真っ赤になってる俺が映ってた
和『ちょっと!この人追い出してよ!』
『いやー、いいんじゃない?大ちゃん振り付けやってるし』
和『関係ねえーだろ!?!?!?』
智『あ、あとで三人も来るぜ?』
和『はっ、何で!?!?』
智『このあとアルバムのレコーディングだから』
和『....』
『じゃあ折角だし、休憩する?(笑)』
和『しないっ!やるっ!』
智『相葉ちゃんがすーげえ楽しみにしてたよ、"早くくねくねにのちゃん見た〜い♪"って』
和『ぜってぇ、あと30分で終わらす!!!!!』
智『へっへっへっ』
和『気持ち悪いなおっさん!』
『ほーら、やるよニノ(笑)』
智『やりなよ、ニノ(笑)』
和『うるせぇな!///』
『はい、曲かけた。踊って』
智『あー、イントロのそこも好きなんだよな』
和『♪ここーんとこいつも....』
智『ニノっていつまでたっても若いよね』
和『♪微妙な距離を....』
智『ね、にのちゃん♪』
和『だぁっ!いい加減にしろっ!!///』
そのあと、練習中に体操座り組みが四人になったのは言うまでもない(笑)
END