復活短編

□ファーストキスはどんな味?
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みなさんこんにちは。又はこんばんは。林檎と申します。

突然ですが、私は今パニックに陥っています。




「何で?」


なんと私の部屋にある正真正銘私のベットの上に


「何でベル君が私のベットで寝てるのぉぉぉ?!」



ベルフェゴール君が何故か私のベットの上で寝ているのです。



あっ、ちなみに私とベル君はいっ一応、かれかのな仲であるわけで(照


まぁ、私にとってベル君は生まれてきて初めての彼氏であってベル君に告白された時は驚いたなーって、過去を振り返ってる場合じゃない!


とっとにかく、ベル君を起こさなきゃ。




「べ、ベル君〜。起きて」

「ん〜・・・」



ベル君の身体を揺すっても起きる気配がありません。




・・・それにしても、

凄く綺麗な顔立ちだな。って、だからそんなこと考えてる場合じゃないってば。


もう1度起こしにかかろうとベル君に手を伸ばした、はずだった。



―グイッ

「へ?」


何かに伸ばしかけた腕を引っ張られ私の身体は宙を舞いそして・・・


ベル君の上えとダイブ(?)した。




「べル、君!?」


顔を上げるとすぐ目の前にはベル君の整った顔のどアップ。・・・当然、男経験が無い私は照れるわけで、


「しししッおはよ。林檎」


「お、起きてた…の?」


するとベル君はまたしししッと笑って、


「王子、元々寝てなかったし〜」

なんて言ってのけた。


「ね、寝たふりしてたの?!」

「だって林檎がカワイイ表情で悩んでたからさ。つい、ね?」

「うぅ・・・可愛くなんかないもん。それよりさベル君」

「何?林檎」

「えっと、そろそろ離してくれないかな〜」




今の状況は私の下にベル君が居るわけで、しかもそのベル君が私の腰に手を回してるという。


なんか第三者から見ると私がベル君をおっおおお押し倒してるカンジになってるよね。







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