ソーダの飴玉

□黒子はボクです
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帝光中学校バスケットボール部

部員数は100を超え

全中三連覇を誇る超強豪校


その輝かしい歴史の中でも特に

「最強」と呼ばれ無敗を誇った―――


10年に1人の天才が

5人同時にいた世代は

『キセキの世代』と言われている


―――が

「キセキの世代」には奇妙な噂があった


誰も知らない

試合記録も無い・・・にも関わらず

天才5人が一目置いていた選手がもう一人―――


幻の6人目がいた―――と















同じく

帝光中学校には100年に1人出るか出ないかと言われている

『神の落とし子』が居たらしい

とも言われている












































「ラグビー興味ない!?」
「将棋とかやったことある?」
「日本人なら野球でしょー」
「水泳!!
 チョーキモチイイ!」


『やべーね、ここ。』

「そうですね。」



ここは誠凛高等学校

1年前に出来た新設校だ


・・・?

紅葉はどうしったって?

高校は俺と紅葉違う所にしたんだー

何処だったかな?

涼太と同じとこだった気がする・・・


「そういえば、楓君。」

『何〜?』

「バスケ部に入るんですか?」

『テツが入るんだったらいいぜー。』

「じゃ、一緒に行きましょう。」













「じゃ、ここに名前と学籍番号ね。」
「はい。あとは・・・出身中学と動機・・・?」
「あ、そこら辺は任意だからどっちでもいーよ。」

ここは男子バスケットボール部


「来ました。新入生・・・」

「バスケ部ってここか?」「うわっ!」

首のところを持ち上げられて先輩をつれて来ている

<連れて来られてるやんけー?!>
「・・・うん。」

<しかも目の前に野生の虎でもいるみたいなド迫力・・・!
 何コイツ・・・?!>




























「こっ、こえ〜!!あれで高一?!」

ちらっと机のほうを見ると・・・

「2枚入部届け集め忘れてるっすよ。」

「え?いけない、え〜と・・・
 黒子・・・テツヤ・・・
 手越・・・楓?」

ずっと机番してたのに・・・

全く覚えてない

・・・って

「帝光バスケ部出身?!」






























『ありがとーテツ。』

「いや、いいですよ。」

書くのがめんどくさかったのと、

いろいろな女子に声掛けられたりで・・・

テツに行って貰ったのだ。

見つけてもらえただろうか?

それが気になる・・・

『ま、いっか・・・。』












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