あの時起こった過ちを私達は知らずに毎日を楽しく過ごしていたんだ……


あの過ちは私達の未来を大きく変えることになる……



《城戸下家》

朝…。カーテンを開けるとそこに広がるのはカラッと晴れの空…と…寝息をたてる朽葉の顔…。

「くーちはっ♪朝だよ−」
「……ぅ−んっ……」

なかなか起きない朽葉に苦笑して肩を掴み揺らす…
「コラっ!!起きろっ!!」

「……ぅわっ!?なっ///何故優花がっ!?」

朽葉は慌ててベットから出て優花を指差し叫ぶ…

「いや−…空いてたからさぁ〜♪」

優花は朽葉を見て笑いながら言う…

「…ふっ…ふざける「姉上殿…そろそろ時間の方が…」
バジルは言い終わると時計を見る…

タイミングのいいバジルの登場で朽葉に怒鳴られずにはすんだがバジルに言われた通りに時計を見ると………
「「ぇっ?………ってあぁぁぁぁ!!!遅刻だぁぁっ!!!」」

優花と朽葉は声を揃えて叫ぶと駆け足で部屋を後にした……


「朽葉のせいで遅刻だ−!!」


リムジンに乗って朽葉を笑いながらからかう優花……


「なっΣわ、私のせいなわけないだろっ!!」

朝寝坊をした朽葉は顔を赤くしながら言い返す…

そんな会話をしながらリムジンに揺られていると今から通う新しい学校が見えて来た……

《嘉手納学園高等学校》

あの有名な嘉手納家が経営している学校である…

学校を見てぼーっとしていると……


ガチャっ

リムジンのドアが開き執事が笑顔で二人の顔を見て挨拶をする……


「学校に到着いたしましたよ…お嬢様方……」

「「…はいっ!!行って来ます!!」」

執事に笑顔で挨拶をして車から降りた二人は駆け足で学校の中に消えて行った……


《体育館》


入学式が始まり校長の話や理事長の話などたくさんの方から祝福をもらい入学式は終了した…


次は新しいクラスに別れての初めてのLHRだ…

ドキドキしながら私達は教室のドアをくぐった……

そこに広がる世界は私達が想像した以上に輝いていて……

夢のような世界はここから始まったのです…………

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ