book2
□恋の病
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今日は家で夏休みの宿題をやっている
しかし、あたしを悩ませるものが
それはあたしの隣にいるこいつ、田井中律。
あたしの幼なじみかつ恋人
さっきっから邪魔されて全然集中できない
「みおー、暇〜。少し構えよぉ」
「お前、宿題全然手つけてないじゃんか」
「だって、せっかくの夏休みになんで勉強しなくきゃいけないんだよ」ぶーぶー
「そんなこと言ったって仕方ないだろ? 文句言わずにやれ」
すると律は文句を言いながらもやり始めた
ふぅ、これでやっと集中出来るな
あたしも宿題に取り掛かるて
「飽きた」
「早っ!?まだ5分も経ってないぞ」
「だって、集中できないし」
律は好きなことには集中力すごくあるのに、勉強はとことん集中力ないからな
「澪がちゅーしてくれたら頑張れるかも」
「はっ!? 急になに言ってんだよ///」
「あたしのやる気メーターが足りないのです!澪に注入してもらわないと」
暑いさにやられたんだな
「はいはい、ばかなこと言ってないでやろうな」
「ちゅーしてくれないとやらないぞ」
なっ、こうなると律はとことんするまでやらない
変なと所に粘り、有限実行するんだ
〜っ、たく
ちゅっ
「ほ、ほら、したからやれ!///」
「うぉー!やる気100倍」
まったく、現金なやつ
アソパソマソか
律はすごい勢いで宿題をやり始めた
いつもこのくらい出来れば良いのにと苦笑いが出る
そして1時間くらいして宿題が終わった
「澪!出来たぞ〜」
自慢げにあたしに出来上がった宿題を見せてくる
「偉いぞ、律」
「へへ、もっと褒めて」
頭を撫でてやるとうれしそうにする
かわいいな///
あたしは思わず律を抱きしめた
「みお、ちょっと苦しい」
「あ、ごめん」
慌て律を離す
あまりにもかわいかったから力が入ってしまった
「ううん、大丈夫。だからまた抱きしめて?」
きゅーんっ
胸が大きく高鳴った
かわいすぎる
あたしと2人でいる時だけ甘えてくる律
でも引っ張ってくれ頼りになる時もある
かっこよくて、かわいいなんて反則だと思う