book2

□キスしよう?
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改めて思う

澪はかわいいって

そんな澪と幼なじみでいれることを誇りに思う

最初に見かけた時、真っ先に話しかけたんだ


そして澪はモテる

きっとそのうち彼氏もできるだろう

けどそう考えるとまたもやもやする

澪と離れたくない
これは独占欲なのか?


「澪キスしよ」

「は!?////」

幼なじみで女の子なのになに言ってるんだろう

けど、澪に彼氏ができて、そいつといずれキスするのかって思ったら、すんごい嫌だって思った

「り、律なに冗談言ってんだよ」

「冗談じゃないよ。しようよ、キス」

すると澪は真っ赤になっている

「なんで、律はキスをしたいって思ったんだ?///」

「したくなったんだよキス!」

そう言うと澪は呆れた顔をする

「お前は誰とでもキスできれば良いのか?」

「違う!澪だからしたいんだよ!」

「だから、どうしてあたしとしたいんだよ?」

「それは、澪が………あっ」

なんてこった
今更気づくなんて

「澪ごめん、順番間違えた。澪好きだ!だからキスしよ?」

「………うん////」

「え、い、良いのか?」

「うん。律のこと好きだから良いよ///」

再びなんてこった

澪があたしのこと好き!?

まじかよ!?

「澪、そ、それほんとか!?」

「こんな嘘つくわけないだろ…ばか律////」

あれ、これは夢?
上手くいきすぎて信じられない

あたしは自分のほっぺをつまむ

…痛い
夢じゃない!

痛さがあたしを現実だと教えてくれた

あたしは嬉しくて澪に抱き着く

「うわっ!急に抱き着いたら危ないだろ////」

「澪好き!大好き!」

「あたしも好きだよ律」


さて、じゃ、改めてもう一度

澪、キスしよう?

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