book
□感謝
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
いつもの帰り道
いつもと変わらず隣にいる君
そして自然に繋がる手
伝わるぬくもり
それがとても心地良い
「律、今日はドラム走ってなかったな！」
「ふっふ、りっちゃんはやればできるのです！」
えっへんと威張る君
「こら、調子のるな」
こつんと軽く叩いてやる
「いてっ」
たわいもない話をして、盛り上がって笑い合う
幸せを感じる
今の君がいるからあたしがいる
君が恥ずかしがり屋なあたしを引っ張ってくれた
一緒に泣いたり、怒ったり笑ったりいろんな想いをくれた
君に出会えたことに感謝
君がいてくれたことに感謝
君と一緒にいれていることに感謝
感謝してもしきれない
あたしは感謝であふれているよ