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□Sweet time
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シーンとしたあたしの部屋

その空間の中で作詞をする

けど、一向にペンが進まない

今頃なにしてるのかな?

頭の中は律のことばかりで

もう、どうしてくれるんだよ


途方にくれていた時、聞き慣れた足音が聞こえてきた

うれしくって自然と顔が明るくなる


「澪ー! 愛しのりっちゃんが来てやったぞぉ!」

だって、あたしの頭を支配してた人が来てくれたから


「おい、入る前にノックしろって言っただろ?」

本当はうれしいのに、違う言葉が出てきてしまう

「ぶー、良いじゃん! あたし達の中だろ?」

一方、律はまったく反省していない模様

「あのな、もし着替えてたりしたらどうするだよ」

「そりゃ、襲うって、痛っ!」

ふざけたことを言う律に、あたしは速、鉄拳をくらわせた

「ばか律///」

「み、みおしゃん、今日も手加減がないですね」

律は少し涙目であたしを見てくる

少し強く叩きすぎたかな

「り、律が悪いんだからな」

素直になれなくってつい、強がってしまう

けど、それと裏腹に律の叩いた所を撫でるあたしの手

すると律はうれしそうに笑った

かわいいな

あたし達なりのスキンシップ

こうやって、いつも律の世界へとのめり込んでいく

とても心地よくて、温かい

さっきまで静かだった部屋が一気に律という存在で明るくなるんだ


「ねぇ、澪。いちゃいちゃしよ?」

律があたしを見上げ見ながら言う

まぁ、自然と上目使いになる訳

「いちゃいちゃってこういうこと?」

「んっ」

あたしは律にそっと口づけをした

「…うん。澪、今日は大胆だな//」

あたしもらしくないと思う

だって律がかわいいから

それにずっと会いたかったんだ

そんな時会に来てくれたから、すごくうれしくて、愛しい

「りつ、もっとする?」

「うん、もっとして//」

頬を染めて見詰める律に、あたしはまたキスをする

何度も、何度も

大好きな君との甘い甘い時間
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