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□惚れた弱み
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書き講習の前の日、律はこの前ムギと一緒に遊んだらしい

律はあたしも誘ってくれたけど、あたしは予習をしたいからそれを断ってしまった

今ものすごく後悔をしている

だって、律と2人で遊んだら絶対惚れるに決まっている

律は優しいし、エスコートうまいし///

現にムギと律は前より仲良くなった気がする

こんなことばっかり自分に嫌気がさすが、このモヤモヤした気持ちは消えてくれないんだ


「おい、澪。暗い顔してるけど気分悪いのか?」

「え、いや大丈夫」

「本当か?無理するなよ?」

律は本当に優しい

優しくされて嬉しい
でも半面、この優しさはあたしだけではないんだと考えてしまう

律はみんなに優しいし、だからみんな律大好きなんだ

あたしだけの律ではないと知っているのに

独占したいって思てしまう

だって好きだから


「りっちゃん隊員!これを見てくだされ!」

「こ、これはでかした唯隊員! 新発見だっ」

「「イェーイ、ギネスも夢じゃなーい」」

また唯とじゃれ合ってるし

もう、少しはあたしに構ってくれたって良いんじゃないか?//

「先輩達、くだらないことしてないで部活やりましょうよ」

「くだらないだと〜?この梓ぁ〜」

ぐりぐり

「いやぁ〜、すみません、先輩やめてくださいよ〜」
「りっちゃん、あたしもぐりぐりしてほしい!」

「ム、ムギお前またかっ」

律が楽しそうにじゃれ合っているのを見た時、もうあたしは我慢ができなくなり、気づいたら体が動いていた

「律!ちょっと来て!」

「へぇ!?ちょ、澪っ」

あたしは律を引き連れ屋上に向かう

「はぁはぁ、どうしたんだよ澪。なにかあっt」

ちゅっ

「な、な、な/////」

「あたしにも構え、ばか律////」

律は突然で驚いたのか、口をぱくぱくしながら顔を真っ赤にしている

今考えたらすごいことをしてしまったと気づき、恥ずかしさが襲ってくる

すると律が笑い出してあたしの方を見た

「お前かわいすぎ!嫉妬したのか?」

「なっ、嫉妬なんか…した////」

すると唇に柔らかい感触

「大丈夫だよ。澪が1番だから」

と笑いかける律にあたしは胸が締まり、顔が熱くなる

「さっきの仕返しだ」

なんておでこをでこぴんされて

あっという間に機嫌が直ってしまうあたしは単純で、つくづく律に惚れるからなのだろう






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アイキさんリクエストありがとうごさいます!

これからも頑張りますので、こんなので良かったらまたリクエストしてください(>u<*)

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