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□防御規制
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部活でいつも通りティータイムをている時

「律先輩!練習しましょうよ」

「んー。今ティータイム中だから、後でな!」

「そうやってやらないじゃないですか!そんなになまけてると太りますよ!」

「なにぃー、梓!言いやがったな〜」

律は梓にぐりぐりしてじゃれあっている

毎度の光景だけど、胸が締め付けられる

律のやつ、あんなに楽しそうにして

あぁ、どうしてすぐこんな気持ちになってしまうだろう…あたし

付き合い始めてから、律が誰かと仲良くしているとイライラして、胸が苦しくなる

けど、どうしようもない

感情はふつふつと溢れてしまう

律は誰にでも優しいから、不安になるんだ

みんな律の事を好きになってしまっまら

そう考えてしまって


こんなことばっかり思ってしまう自分が嫌になる

その場から離れたいと思った


「ごめん、あたしちょっと用事あったんだった。帰るね」

「え、澪っ!」

あたしは走ってその場から逃げる

必死に走った

なにも考えられないようにするため

するといきなり左腕を捕まれた

「!?り、律」

「はぁ、はぁ、澪、どうしたんだよ」

律は息を切らしながら、必死に問い掛けてくる

「だから、用事があって「嘘つくな」!?」

「用事があったら、真っ先にあたしに言うじゃんか」

「……急に思い出したんだよ」

律はあたしの言葉を聞いて眉にシワを寄せる

「だったら、なんで損なに悲しい顔してるんだよ」

……あたし悲しい顔してるのか

律には隠しきれないな

「ごめ、ん」

あたしは律に抱き着き泣いた

「どうした?言ってみ?」

律は優しい声であたしの頭を撫でてくれる

余計に涙が止まらない

「律は、みんなに優しいから、不安になって。みんなに優しい律、好きなのに、こんな事ばっかり思っちゃって、そんな自分が嫌で」

律に抱きしめられている腕の力が強くなる

「そっか。気づかなくとごめんな。でも、澪」

律はあたしの顔を上げさせる

「1番好きなのは澪だから、1番大事にしたいのも澪だけだから」

まっすぐ見つめて真剣に言う律にあたしは言葉が出ず、またひたすら泣いた

「ほら、あまり泣くと目腫れるぞ?」

律は手で優しく涙を拭いてくれる

「だっえぇ、ふぇ、こんな思いばっかりしたら、律に嫌われるって、思って」

「ばかっ!嫌いになるわけないだろ!むしろ嫉妬してくれるのはうれしいよ」

「ほ、ほんと?」

不安そうに律を見ると律は少し顔赤くなっている

「うん。それだけ思ってくれてるってことだろ?」

「う、うん///」

「でも、あまり心配すると澪がもたないだろ?だから、心配するなよ」

「…律////」

あまりにもさわやかに笑いかけてくる律に
あたしは目が離せなかった






「澪、今日家おいでよ。あたしがどれだけ澪のこと想ってるか、わからせてあげるからさ」

「〜っ、ばか律////」






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リクエストで律に嫉妬する澪です!

はんぼさんリクエストありがとうございます
(:u;)

こんなので良かったらまたリクエストしてください!

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