novel
□協力
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「アイリーン。アイリーン・フランチェスカ。」
レオン「君が?」
レオンの眼前にいるのは白衣を着た少女だった
アイリーン「驚かせたかしら?」
レオン「いや、こういう事はよくある事だ。」
アイリーンは歩き始めた
レオン「待て、自己紹介がまだだったな俺はレオン。君のお父さんの依頼で助けに来た。」
アイリーンは立ち止まったがまた歩き始めた
レオンは黙ってアイリーンに着いて行った
アイリーン「あなた以外には誰も来ないの?」
レオン「俺一人じゃ不安か?」
アイリーン「お父様の事だからもっと多く雇ったと思ってたの。でも安心したわ、人がゾンビに変わるところなんて見たくないから。」
アイリーンはそう言うとある部屋の前で立ち止まった
アイリーン「バイオハザードが始まってからここにずっと閉じ籠っていたの、この部屋には通信機材なんかが置かれてるし、監視室もすぐ隣だったから……。」
レオン達は管理室と呼ばれた部屋に入った
アイリーンは管理室に入るとすぐに監視室に入った
アイリーン「レオン、これを見て。」
レオン「これは?」
アイリーン「ここに入り込んでいたテロリストの成れの果て。この研究所に保管されていたウィルスを接種したみたいね。」
レオン「G-ウィルスの影響か?」
アイリーン「正確にはG-ワクチンの失敗作。人によって効果がバラバラで実用には向かなかった、だから地下の危険ウィルス保管庫で冷凍保存されてたんだけど……。」