言の葉折り本

【せ】 4件

【切歯扼腕 (せっしやくわん)】
〔風:浮竹隊長〕
どこに怒りをぶつけてよいかわからず、じりじりすること。
扼腕:(悔しがって)しっかり腕をぎゅっと握り締める意の漢語的表現。


【雪月花邸 (せつげつかのやかた)】
〔風:京楽隊長〕
鏡月の私邸。
白居易の詩『寄殷協律』の一句「雪月花時最憶君」に由来し、天宝院家当主が妻を迎えると邸宅のひとつにこの名を与えるのが慣わし。


【千畳 (せんじょう)】
オリジナルキャラの上級貴族の姓。
ヒロインが幼い頃から舞の相手として親しかった男性。
優しく穏やかな性格で年齢も家柄もヒロインにふさわしく、伯楽が引き合わせた。


【千万 (せんばん)】
〔花:百花繚乱〕
多くは形容動詞の語幹や性質・状態を表す体言に付いて、その程度が「この上もない」「はなはだしい」という意を添える。
「卑怯−」 「無礼−」 「笑止−」「迷惑−」などいい意味に使われないことが多いが、作中ではこんなに条件がいいことなど有り得ないという気持ちを表した。



[戻る]



©フォレストページ