雪の護廷十三隊〔一〕

□正義×男気
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「ってー!てめー、女!もちっと丁寧にできねェーのかよ!」


一角に怒鳴られ、救護婦は震え上がった。



「ったく…」

いつものこの男らしくなく、八つ当たりをしていた。



「もういい!俺はいいから。ホラ、弓親看てやれ」

包帯を巻こうとした救護婦を振り払うかのように手を上げた。



「僕の方が、大したことないよ。一角」

髪の生え際をまだ止血しながら、弓親が応えた。


 
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