雪の護廷十三隊〔一〕
□正義×男気
1ページ/11ページ
「ってー!てめー、女!もちっと丁寧にできねェーのかよ!」
一角に怒鳴られ、救護婦は震え上がった。
「ったく…」
いつものこの男らしくなく、八つ当たりをしていた。
「もういい!俺はいいから。ホラ、弓親看てやれ」
包帯を巻こうとした救護婦を振り払うかのように手を上げた。
「僕の方が、大したことないよ。一角」
髪の生え際をまだ止血しながら、弓親が応えた。
→
次へ
←
前の章へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ