04/17の日記
23:23
ブランコノリ
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そんな予感はしていたよ。
だけど嘘だと言ってくれ。
今日はエープリルフール。
時間が慰めてくれるなんて、
きっと嘘っぱちだ。
悲しみがフルタンク。
心臓からどくどくと血を流す。
セロテープで貼り付けたような君の笑顔。
オフホワイトのカーテンが窓辺でひとり揺れている。
嗚呼、君は怖いもの知らずのぶらんこのりだ。
嗚呼、君は命知らずのぶらんこのりだ。
嗚呼、嗚呼、嗚呼、俺はその手を掴めなかった。
そんな予感はしていたよ。
だけど嘘だと言ってくれ。
今日はエープリルフール。
時間が慰めてくれるなんて、
きっと嘘っぱちだ。
軋むチャリンコの音。
「嗚呼きっともう間に合いっこないよ。」
俺の頭の中で君は嘯いていた。
オフホワイトのカーテンが窓辺でひとり揺れている。
嗚呼、君は怖いもの知らずのぶらんこのりだ。
嗚呼、君は命知らずのぶらんこのりだ。
嗚呼、嗚呼、嗚呼、俺はその手を掴めなかった。
そんな予感はしていたよ。
だけど嘘だと言ってくれ。
今日はエープリルフール。
時間が慰めてくれるなんて、
きっと嘘っぱちだ。
夜子
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