四季イベント&お題
□君を幸せにする嘘
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「ねぇ、アツヤ?今日ね、染岡君がくるんだー!!泊まるから、邪魔しないでね!」
「まっ!まじか!?」
「うふふ。嘘だよー。」
「てめっ!士郎!!嘘ついたな!!覚悟しろよ!こちょこちょ30分だ!!」
「今日はエイプリルフールだよ〜忘れてたの?」
「ちげーよ!うっせ!あ、やべえ…彼女待たせてるんだった;じゃあな!士郎くん♪」
「えっ!?アツヤ、」
俺はそういって外に飛び出した。
と、見せ掛け
…ドアの横に隠れた。
多分このあと
起きる事を予想して…
「アツヤ!!!!」
「(うわっ!びくった…)」
「あれっ?アツヤ…行っちゃった…。彼女…いたのか…。」
外に裸足で飛び出した士郎の背後に忍び足で近寄る。
「アツヤ…。」
「しーろーう!!!」
ぎゅっ!!
「きゃ!!アツヤぁっ!?/////」
「今日はエイプリルフールだろ?士郎くん?」
「騙したなっ!//不意打ちもしたし///もうっ!!…ほんと…びっくりした…。」
「な!泣くなよ;」
えっと…。
泣く子となんとやらには弱い俺。
「もうやだ!!今日ご飯作んないから!!!グスッ」
「そんな!ざっけんな!俺はお前と違って料理作れねぇンだよ!」
「嘘だよっ!」
「きぃ!てめー!!!」
何ムキになってんだよ…ダセェ。
ったく…気ずけっての!!鈍感士郎!!
彼女なんかいるわけねーだろ!!俺の好きな奴…
おっとあぶね;;
「もう宿題写させてあげない!!」
「うっせ!サッカーの相手してやんねぇ!!!」
「洗濯もしないから!!」
「買い物行ってやんねぇ!!」
「洗濯物畳んであげない!!」
「だーっ!!うるせー!!俺ら何ムキになってんだよ!!ちくしょ!!!」
「アツヤが彼女って嘘付くのが悪いんじゃん!」
「元はと言えばお前が染岡染岡って!!!何なんだよちくしょう!!!」
「えっ?」
「バカヤロー!!いいか?今行ったのぜーんぶ嘘だ!!いいか!嘘だぞ!!」「ぼくだって!!」
「俺はな…お前が好きなんだ!//」
「えっ?…。からかってるの?」
「からかってなんかねぇ///」
「嘘でしょ?//だって…今日はエイプリルフーr…」
ちゅ…
「…。」
「っ!/////」
「エイプリルフールは人を幸せにする嘘を付く日…だろ?」
「今のは嘘じゃ無いんでしょ?///」
「ああ//お前が染岡染岡ってうるせーから。いらついて、俺だけ見てりゃあいいんだ。」
「なにそれ…。でもうれしいや。アツヤ…ありがと…////」
「で?返事は?」
「…好き…僕も…///」
ムキになっていっちまった。
嫉妬もした。
喧嘩もした。
でも…好きって言う気持ちは嘘じゃない…。
でも…エイプリルフールは、ただ嘘を付くんじゃない。
君を幸せにする嘘
こんな嘘も…たまにはいいな。
「アツヤがエイプリルフールに告ってくるなんて。いつうそだよーってちゃぶ台返しするかわかんないなぁ…///」
「ほんとにほんとだし///」
End
きゃー遅くなりましたム
スミマセンム
こんなんでよければもらってくださいム
由紀様リクありがとうございますた^^
またお待ちしてます^^
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