恋の抑止力

□4.初めての×××
1ページ/7ページ








私は局長さんに言われたとおりに 脱衣所の扉の看板を使用不可にして



脱衣所に入る








辺りを見回すと誰も入っていないようで安心




お風呂の独特のいい匂いがする


脱衣所は普通の銭湯みたいな感じで


沢山ある棚に籠がはいっていた







でも一つ違うのは

それぞれの籠に黒いバスタオルとタオルが丁寧に入っている








『御丁寧に…』









私は着替えを適当に籠の中に置き 服を脱ぐ



隊服は動きずらいよ…

暑いし…






そして胸をしめつけていたカバーを取る






『はあ…自由だぁ』






そして私は黒いバスタオルを体に巻きお風呂場へと急ぐ








『わぁっっ』








本当に銭湯みたいだった


お風呂がとっても大きくて 白い入浴剤が入っていた







『これ、泳げるんじゃない?』







やっぱり大きなお風呂を見れば誰だってはしゃいでしまう







『でもまず体とか頭洗わなきゃ』








そう言い いくつかあるシャワーと鏡の前に座る





鏡を見ると



髪が短い自分







本当に男の子みたいで…









『女の子に戻りたい』







お兄ちゃんのため、と真選組にはいったけれども

やっぱり欲は出てしまう







女の子に戻りたいし
何よりこんな都会じゃなくて 静かな田舎に帰りたい








『来て1日目なのに…ね』






私はシャワーの栓を緩め
お湯を出す








『んーッ気持ちい』








頭から直にかぶる


水圧が肩や背中にかかって 少しマッサージ気分で気持ちが良かった








【ガラッ】









『!!!!!!!!!!!!!!』







リラックスしている中
いきなりドアが開いて誰かが入ってきた




私の心臓はドキッと高鳴る







そして入ってきたのは…




















「お背中ながしやしょうか??」






















『なッ…………………』






不気味な笑みを浮かべながらサディスティック星から来た下劣な人間がはいってきた











次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ