02/01の日記

23:52
【S//D】ただなかよくはなすだけ【桑女王】
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※考察と個人的設定からは逃れられない


MARK→桑女王 風?



MARK「女王様、話があるんだけどいいかい?」

桑女王「許可」

MARK「ありがとう。ところで君は王と共にいないけれど、こんな辺境に一人でいて構わないのかい?」

桑女王「愚問。一人、否定。世話、使用人」

MARK「ああ、この家の外にいた奴のことか。彼のおかげで僕がここに来るのにも一苦労だよ、見付かったら君に会う前に連れ戻される」

桑女王「思慕? 恋慕?」

MARK「は!? ち、違う! な、何を笑っているんだい君は!」

桑女王「残念」

MARK「そんな浮ついた気持ちでこの世界に生きていないからね! 僕が誰かに恋慕とか、そ、そんなことはないから、誤解しないように!」

桑女王「了解」

MARK「大体、君には王がいるんじゃないのかい……別居中なのかもしれないけど、そういう冗談は感心しないよ」

桑女王「S//Dの王」

MARK「うん?」

桑女王「桑の女王」

MARK「うん。ああ、別物だと言いたいのかい?」

桑女王「否」

MARK「うん? 説明してくれないかい」

桑女王「同類。侵略、同期。同調。支配。侵食、変化、王族」

MARK「えっと……」

桑女王「不可知。当然」

MARK「なんだか悔しいんだけど……」

桑女王「混沌、混乱、混濁。融合、分離不可。混和、中和、二乗」

MARK「全く違う種族が手を組んだ?」

桑女王「珈琲、牛乳。紅茶、砂糖。当然。理」

MARK「はぁ……でも女王様、貴女は紅茶はストレートじゃ」

桑女王「…………」

MARK「ごめん」

桑女王「許可」

MARK「ふっ、ありがとう」

桑女王「不躾」

MARK「ごめんね」

桑女王「話。本題」

MARK「え。あ、ああ、そうだね」

桑女王「迅速」

MARK「うん、ごめん。そう、実は君に聞きたいことがあって」

桑女王「何」

MARK「その、回りくどいことは僕に合わないね。まず前提として、君が女王様であるのなら王との関係が婚姻であるということを確認したかったのだけれど」

桑女王「肯定」

MARK「みたいだね。な、なんだいその顔。別に残念がってなんてないんだからね、そのことを誤解しないように」

桑女王「了解」

MARK「なんで笑うかな……それでね、桑の女王様。君は平民の、いや、そもそも君達の王国の民ですらない僕の話を聞くためにわざわざ茶会まで開いてくれるじゃないか。まあ、その、それに関して自惚れているわけじゃない。でもそれはありえてはいけないほどの栄誉だと僕は自覚しなきゃならない。そうじゃないかい?」

桑女王「正解。寵愛、不相応、過多」

MARK「……分不相応だと言うのなら止めてくれないかい?」

桑女王「却下」

MARK「女王様の考えてることは僕には解らないよ……」

桑女王「当然」

MARK「それでね、僕は君に気に入られている方だと自負しているさ。というより、そう自覚して身の振り方を考えなきゃいけないからね、誰かさんのせいで。それで、その上で一つ確認しておきたいことが出来たんだけど聞いてくれるかい?」

桑女王「許可」

MARK「そう。あのね、君は」


MARK「僕と一緒に、ここから逃げる気はないかい?」





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