キャラとーく

□デートの待ち合わせ〜丹羽&啓太編〜A
1ページ/2ページ

啓太「あ!王様!こっちですこっち!」
丹羽「いや〜わりぃ啓太。待ったか?」
啓太「う〜んと‥エヘッ。ちょっと‥かな?でも大丈夫です」
丹羽「遠慮なく言ってくれていいぜ?どんくらい待った?」
啓太「落ち着いていられなくて、その…1時間前にはもう……」

丹羽「あぁ!!?…それマジかよ?」
啓太「いくらなんでも早過ぎですよね///すいません‥。待ち合わせって、なんか嬉しくってつい…」
丹羽「嬉しい‥?」
啓太「えっと‥。なんかドキドキしません?待ってる間とか、いろいろ考えられて俺は結構好きなんですけど‥」
丹羽「俺にはわかんねぇなぁ。遅れてきた身だしよ。あ、でも時間に遅れてきて怒られねぇかな?とか、そういう意味ではちょっとドキドキしたぜ?」

啓太「あはは。そんなくらいじゃ怒りませんよ。それに遅れたって言っても5分くらいじゃないですか」
丹羽「いやでもよ…。よし!んじゃ来て早々なんだが、美味い飯でも食いに行くか!」
啓太「美味い飯!いいですね」
丹羽「えらい時間待たせちまったみたいだし、今回は俺のおごりな?」
啓太「俺が早く来過ぎただけなのに‥」

丹羽「あ!そうだ。前に篠宮に教えて貰った店があるんだ、ちょっと行ってみないか?」
啓太「いいですよ。王様に任せます。じゃあ、そこに行ってみましょうか」

丹羽ニヤッと笑って

丹羽「腕組んで歩くか?」
啓太「え……えっと……」
丹羽「お、赤くなった」
啓太「あ、あまりからかわないで下さいよ…」
丹羽「いいじゃねぇか、可愛くってよ」

啓太「もう…」

楽しげな会話を交わしながら二人、街の人込みに消えて行く。

そんな中…
建物の片隅で盗み見ている二つの影が(笑)


和希「あぅ〜啓太ぁ(T_T)」
中嶋「いつまでそうやってうじうじしているんだ、お前は」
和希「うぅ、ほっといて下さい。中嶋さんに俺の気持ちがわかるもんですか」

中嶋「………遠藤、お前まであいつらのマネをするのか?」
和希「お…お?おー…………俺はそんなつもりはないですヨ」
中嶋「飽きれたヤツだ。いい加減そのふざけた会話はよせ」
和希「嫌です」
中嶋「うざいな」
和希「え‥え、え?えー…っと………。えぇ〜?はぁ〜、やっぱ俺には無理です。やめましょう」
中嶋「だがあいつらは何も考えてないようだったがな」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ