[小説]刀神─カタナガミ─


□【二】契約
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謹慎を言い渡されて以来、
脩生は、道場に姿を見せていない。

オレは、
気になって仕方がなかった。



あの勝負は──
オレの完敗だった。

どう考えても、
あの態勢から斬り返す見込みは無い。

オレは、脩生に敗けたのだ。
代償を払わなくてはならない。

賭けにのったのは、
オレ自身なのだから──
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