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□過去拍手
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一護×響河(学パロ)
2月の終わり、少し暖かくなったとはいえ、朝はまだ寒い。
マフラーを首に巻き、ホッカイロをポケットに入れる。
その後弁当と教科書を鞄に詰め込み、家を出ると門の前に一護が立っていた。
軽く挨拶を交わし、学校へと歩き始める。
特に話す事がなく沈黙が続く。
話題を探す為、昨日見たテレビ番組を思い出す。
一護、昨日のドラマみた?
わりぃ、見てねーや
…会話が続かない。
それでも何か話さなくてはと、考えていると突然頭をくしゃくしゃと撫でられた。
「無理に話さなくていいぜ。
お、俺は響河と一緒に学校行けるだけで嬉しいから…」
恥ずかしそうに俯き、速足で歩いていく一護。
それを見た響河は、躊躇わず一護を追いかけていった。