Book2
□白い夜空と黒い星 第三章
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「さて…」
一通り準備は済ませた。
今来ているのは喪服。
あの蘇りキットだか何だか言うバックから出てきたものだった。
そして、腰には真剣。
懐にはクナイを忍ばせている。
「行く…か…。なんかちょっと怖ェけど。」
部屋を出て、1階に下りる。
銀時はカードをバックから取り出し、それを受付の従業員に見せてから外へと出た。
するとそこには見なれた風景。
自分が住んでいたかぶき町そのものだった。
(もう、ここには「坂田銀時」はいねぇんだよな…)