ふたりだけの海 〜マイナス〜

□あなたがいる孤独
1ページ/5ページ





その日、王子は村同士で対立している地獄の者達の話を聞く為下界へ向かおうとしていた。


サタンが自分だけでは手に終えないと助けを求めて来たのだ。







「私も行きたかったですわ…」


「しょうがないよ…また今度ね」


「はい…」








姫は獣化の影響でまだ体が完全には戻っていなかった。


しかも今回の獣化は強いらしく3日経っても元に戻りきっていない。


しかし髪は半分ほど茶色に戻りつつあり、体も元には戻っている。



後は姫の心の問題だけだった。











「じゃあ行ってくるね」



「はい、お気を付けて…」


.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ