ふたりだけの海 〜マイナス〜
□君が愛しいから嫌なんだ…
1ページ/4ページ
「ねぇ王子」
「ん?どうしたの?」
姫が倒れてから3日が経ったが、すっかり姫の体調は回復していた。髪の色も完全に元に戻っていた。
「あのね、下界の皆さんに果物を持って行こうと思うの。森へ行ってくるわ」
「もう体は平気なの?」
「えぇ、もう全然大丈夫ですわ」
「そうか。じゃあ私も行くよ」
「ありがとう」
王子と姫は支度をして、一緒に森の奥へと入って行った。
.
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ