クリスタル(モノクロームファクター)

□THE PARTIES TO A CONTRACT
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チュパッと唇が離され、気づくと白銀は俺に跨っていた。
白銀「イイ顔しますね。そそる・・・いや、誘う顔。」

その言葉にボーっとしていた俺は、ハッと我に返り顔が熱くなっていく。

ピチャリと首筋を舐め上げられると、また声が漏れる。
昶「っつ・・・・・ぁっ・・んんっ」

耳裏や耳の中まで舐められ、ピチャピチャと水音が頭の中に響く。


スルッとパンツの中に白銀の手が差し込まれて、俺のモノを握られるとすぐに頭を擡げはじめた。
白銀「フフッ濡れてますね。」

昶「あっんん・・・はっ・・・・あぁっやっダメっ!」
最初は緩く扱いていた手が速くなっていく。

白銀「イっていいですよ。」
手の動きは一層速くなり、クチュクチュと音をたてている。

昶「もっイくっあっんんっイくあぁっ――」
自分のパンツの中に白濁をまき散らした俺は、喉を曝してハアハアと肩で息をする。


鎖骨あたりにピリッとした痛みが走ると、白銀の唇が離れそこに真紅の花を咲かせた。

白銀「昶君の瞳と同じ色ですね。」
俺の白濁がついた、手袋をしたままの自分の手をペロっと舐める白銀はエロい。

その手を俺の口元に差し出す。
舌を出しペチャっピチュっと音をたてて白銀の手を舐める俺。

スッと手を引かれ、ズボンとパンツを脱がされる。
白銀は、俺の白濁を手に絡めるように這わせている。


ツゥッと裏筋から蕾まで指で撫でられると、俺のモノはまた張りつめていった。
白銀が俺の蕾をムニムニと揉むと、プツッと侵入してくる。

昶「痛っっ・・・・・っくぅ・・・・」
痛いような、苦しいような圧迫感がハンパじゃない。

白銀「痛いですか?・・・あなたなら、きっとすぐに善くなりますよ。」
何の根拠があって・・・・と考えた瞬間イヤなものがうかんできた。


前に白銀とシタ時の俺。
女の子みたいに喘ぎ啼いてたと聞かされたんだけど俺は覚えていなかった。

覚えてないはずなのに、自分の善がる声が遠くから聞こえてくる。
自分の声に間違いないのに、疑いたくなるほど卑猥な声で啼いていた。

昶「あっあんなの俺じゃないっ!」
白銀「オマエだよ。思い出したんだろう?」

俺の蕾に入っている指を、前後に抜き差ししながら白銀は嗤う。


そうだ、前の時も途中から口調が変わったんだ。
いつもは、誰に対しても丁寧な言葉遣いの白銀が急に変わった。
本当の白銀はコッチなのかもしれない。

表情も瞳も冷たい色を映してるんだけど、何か惹きつけられるような・・・

白銀「思い出してきたか?お前のココ、俺の指に吸いついて離れないぜ?
まだ2回目だっつーのに、この前の時啼くぐらい善がらせてやったせいだな?」

クチュっと中を掻きまわす白銀の手には、未だに手袋がはめられていてザラザラと俺の壁を擦る。
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