黒曜石(銀魂)

□本能U Man and woman's differences
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神楽「今日の依頼はチョット遠いから、きっと遅くなるアルヨ?」

チャイナが藍色がかった瞳で見上げ、心配そうな顔をする。
そんな顔すんなよ。今ここで襲いたくなっちまうじゃねーか。

土方「いーんだよ。俺本当は今日非番なんだ。」

ふーんと興味なさげな返事をするチャイナと、並んで万屋まで歩く。


俺の胸にも満たない身長が、これから・・・と考えるだけで勃っちまいそうだ。



ガラガラーッと引き戸の玄関を開ける。
今更だけど、鍵をかける習慣はないらしい。


「ただいまアル!」と呑気なチャイナを横目に、俺も靴を脱いで上がる。

何にも気づかない、猜疑心の欠片もない小さな女の子。


なぜ俺は、止めようと思うことができないのだろう。
なぜ俺は、俺を止められないのだろう。



ソファに座り、足をブラブラさせながら酢昆布を食べているチャイナ。

後ろからギュっと抱き締めると、ポリポリ酢昆布を食べる音が止む。

チャイナの耳元に低い声で囁く。
土方「カワイイな。俺の中に収まっちまうぐらい小っせえ。」

すると、チャイナの耳は真っ赤に染まった。

神楽「なっ何言ってるアルっ!離すネっ!」

バタバタと暴れるチャイナは下手に強いから注意しなきゃな。



腕を後ろから掴み押さえれば、振りほどくことはできない。

土方「なぁ、男とヤったことある?銀時手出してこね―の?」

顔を覗き込めば、耳だけじゃなく顔も真っ赤にしてフルフルと頭を振る。

神楽「銀チャンはそんなことしないヨっ!ひゃっァ!」
チャイナの頬をベロリと舐め上げれば、高い女らしい声を漏らす。


そのまま首筋にも舌を這わすと、チャイナの体がビクッと揺れた。



チュウッと吸って口を離せば、白い肌に紅い花が咲く。

神楽「マヨ・・ラっ・・・やめるっア・・ルっ!」

土方「マヨラーじゃねえ。トシって呼べ。」
俺は首筋だけじゃなく、項や肩にも紅い花を咲かせていく。

神楽「トシっ・・・?っっふっぁ」

土方「そうだ。良くできたな、神楽。」

振り向く神楽の唇に、ご褒美だと軽いキスをする。
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